中世ヨーロッパ世界の成立 教会改革と十字軍運動
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  • 甚野 尚志(早稲田大学教授)
講師詳細

 今回は、11世紀の教皇権の教会改革により実現した十字軍による東方世界へのカトリック世界の拡大について論じたい。一回目は、教皇庁が教会改革で目指したキリスト教世界での「首位権」思想について論じ、二回目は、教皇庁が理論化した異教徒との戦いでの聖戦の理念を扱い、三回目は第一回十字軍がどのようにして布告されたのかについて論じ、四回目は、実際に聖地エルサレムへの向かった民衆十字軍の失敗と、それに対して、中東世界に十字軍国家を作り上げた騎士たちの十字軍の成功について論じる。(講師記)

【各回テーマ】
1. 教皇庁による教会改革
2. 改革教皇権と聖戦の理念
3. クレルモン公会議と十字軍の布告
4. 民衆十字軍から第一回十字軍へ

西洋の「中世」とはどのような時代だったのか、時代を追いながら明らかにするシリーズです。

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日程
2021/7/26, 8/23, 9/13, 9/27
曜日・時間
月曜 15:00~16:30
回数
4回
受講料(税込)
会員 13,200円 
設備費(税込)
660円
持ち物など
必要なレジュメは当日教室にて配布します。
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

甚野 尚志(ジンノ タカシ)
1958年生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業、同大学院修士課程修了。京都大学助手、東京大学教授を経て、現職。専門はヨーロッパ中世史。著書に『中世ヨーロッパの社会観』(講談社学術文庫)、『中世の異端者たち』(山川出版社)、『十二世紀ルネサンスの精神ーソールズベリのジョンの思想構造』(知泉書館)、編著に『中世ヨーロッパを生きる』(東大出版会)、『15のテーマで学ぶ中世ヨーロッパ史』(ミネルヴァ書房)などがある。