沖縄の基地問題の起源と構造  日本本土の米軍基地「撤退」政策

  • 基地の消長
  • 川名晋史講師
  • 川名 晋史(東京工業大学准教授)
講師詳細

 基地はなぜ沖縄に集中したのか。かつて日本本土にあった基地問題はどこに「消えた」のか。そもそも日本にある基地は何のために存在するのか。「日本を防衛するために存在する」というわれわれの理解は正しいのだろうか。
はたまた、基地政策は一体誰が決めているのか。そこに日本政府は関与しているのだろうか。もし関与していないとすれば、それはなぜなのか。
このように、われわれは実のところ戦後最大の政治課題ともいえる在日米軍基地の問題について知らないことが多すぎる。本講座では、沖縄返還前後に行われた在日米軍基地の再編政策を歴史的に紐解くことで上記の疑問に答えるとともに、今日の沖縄における基地問題の起源とその構造をあぶり出す。(講師記)

<参考資料>講義の内容をさらに深めたい方は、以下の著作をご参照ください
川名晋史『基地の消長 1968-1973: 日本本土の米軍基地「撤退」政策』( 勁草書房 、2020年)
※朝日カルチャーでは販売していません。ご入用の場合は各自、書店でお買い求めください。

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注意事項


日程
2021/3/6
曜日・時間
土曜 19:00~20:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円

講師詳細

川名 晋史(カワナ シンジ)
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。博士(国際政治学)
1979年北海道生まれ。内閣府日本学術会議上席学術調査員、国立研究開発法人科学技術振興機構特任フェローを兼任。
主著に、Exploring Base Politics: How Host Countries Shape the Network of U.S. Overseas Bases(Co-edited and authored, Abingdon and New York: Routledge, 2020)、『基地の消長 1968-1973―日本本土の米軍基地「撤退」政策』(勁草書房、2020年)、『共振する国際政治学と地域研究―基地、紛争、秩序』(編著、勁草書房、2019年、手島精一記念研究賞)
『安全保障の位相角』(共編著、法律文化社、2018年)、『沖縄と海兵隊―駐留の歴史的展開』(共著、旬報社、2016年)、『基地の政治学―戦後米国の海外基地拡大政策の起源』(白桃書房、2012年、佐伯喜一賞)がある。