ルネサンスの哲学 人間と世界の発見

  • ピーコ・デッラ・ミランドラの胸像(フィレンツェ、ウフィツィ美術館)
  • 伊藤 博明(専修大学教授)
講師詳細

 ルネサンスとは、元来はフランス語で「再生」を意味する言葉ですが、歴史的な用語としては、14世紀末から16世紀にかけて、イタリアに始まり全ヨーロッパを席巻した文化的革新の時代を指します。この期間にギリシア・ローマの文芸が復興し、中世とは異なる新しい人間観や世界観が生まれ、文学や美術など新しい芸術が花開きました。
 本講座では、哲学や思想という分野に注目して、スコラ哲学末期からデカルトの合理主義までの間に活躍した、多様で興味深い人々についてお話いたします。今期は、ルネサンスが開始された14・15世紀のイタリアのトスカーナ地方が舞台です。(講師記)

1 ペトラルカ――ヒューマニズムの源流
2 フィチーノ――プラトン主義の復興
3 ピーコ・デッラ・ミランドラ――人間の尊厳

<今後の予定>
<10月期>
4 エラスムス――キリスト教的ヒューマニズム
5 マキアヴェッリ――近代的君主観の創出
6 トマス・モア――ユートピアと改革思想


2021年<1月期>
7 ルター――宗教改革と福音の伝道
8 カルダーノ――人文主義と新しい科学
9 モンテーニュ――「私は何を知っているのか?」

2021年<4月期>
10 ブルーノ――汎霊魂論と無限宇宙論
11 ベイコン――イギリス経験論の祖
12 カンパネッラ――「太陽の都」と理想国

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み

注意事項

●●●4月期は7/27からスタートいたします。(5/25更新)
●●5/25も休講いたします。1/2は仮日程です。(5/7更新)
●新型コロナウイルスの感染拡大予防のため4/1から新宿教室は臨時休業いたします。4/25休講。→補講日は調整中の為、仮日程です。 (4/20更新)

日程
2020/7/27, 8/24, 9/28
曜日・時間
第4週 月曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

伊藤 博明(イトウ ヒロアキ)
1955年生まれ。専修大学文学部哲学科教授。専門は思想史・芸術論。著書に『ルネサンスの神秘思想』(講談社学術文庫、2012年)、『象徴と寓意』(「アート・ギャラリー10」、集英社、2018年)、共著に『神秘哲学―イスラーム哲学とキリスト教中世3』(岩波書店、2012年)、』、編著に『哲学の歴史4 ルネサンス』(中央公論新社、2007年)、共訳にピコ・デッラ・ミランドラ『人間の尊厳について』(国文社、1985年)などがある。