「三四郎」の謎を解く 漱石の読みどころ

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  • 阿部 公彦(東京大学教授)
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『三四郎』は夏目漱石の初期の代表作の一つです。熊本から上京したばかりのうぶな主人公の右往左往ぶりが親近感を抱かせることもあり、漱石作品の中でも人気は高い。若い頃に読んだという人も多いでしょう。そこで本講座では、「『三四郎』再読!」と銘打ち、従来あまり注目されてこなかった作品中の「静寂」「音」といった要素を読み解きつつ、作品の絵画との関係などもさぐります。難所と言われる箇所もじっくり読み、英詩の影響など確認しながら、謎の解明をめざせればと思います。 (講師・記)

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日程
2019/9/3
曜日・時間
火曜 15:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,240円 一般 3,888円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

阿部 公彦(アベ マサヒコ)
1966年生まれ。現在、東京大学文学部教授。英米文学研究。文芸評論。著書は『英詩のわかり方』(研究社)、『小説的思考のススメ』(東京大学出版会)、『幼さという戦略』(朝日選書)など啓蒙書と、専門書としては『文学を〈凝視する〉』(岩波書店 サントリー学芸賞受賞)、『善意と悪意の英文学史』(東京大学出版会)、『名作をいじる』(立東舎)、『史上最悪の英語政策――ウソだらけの4技能看板』(ひつじ書房)など。マラマッド『魔法の樽 他十二編』(岩波文庫)などの翻訳もある。
ホームページ: http://abemasahiko.my.coocan.jp/