現代ベラルーシのロシア語文学 アレクシエーヴィチとフィリペンコ
  • オンライン講座

  • 沼野 恭子(東京外国語大学教授)
講師詳細

 2015年、ベラルーシのロシア語作家スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ(1948年生まれ)がノーベル文学賞を受賞し、市井の人々の証言からなる彼女の作品の形式と内容に注目が集まりました。ベラルーシでは、2020年から2021年にかけて、大統領選挙の不正疑惑をきっかけに大規模な反政権デモが起こり、アレクシエーヴィチは亡命を余儀なくされています。
一方ウクライナでは、2014年に市民による「尊厳の革命」が成就し、ヤヌコヴィチ大統領がロシアに逃亡するや、クリミアがロシアに併合されてしまいました。そして今年2月にロシアによる「戦争」が勃発したことはご存じのとおりです。
アレクシエーヴィチの次の本は、ベラルーシにおける市民の抵抗とウクライナにおける革命と戦争についての証言集になるといいます。
さらに、最近ベラルーシのロシア語作家で頭角を現してきたのが、若手のサーシャ・フィリペンコ(1984年生まれ)です。フィリペンコの作品は、史実にもとづいているとはいえ、物語の醍醐味を味わわせてくれるドラマティックな小説です。
 現代ベラルーシのロシア語文学を代表するこのふたりの作品を取りあげ、内容をご紹介しながら、「歴史(証言)」と「文学(フィクション)」の関係を考えたいと思います。(講師・記)

〈ご案内事項〉
・本講座はオンラインセミナーアプリ「Zoom」ウェビナーを使ったオンライン講座です。パソコンやタブレット、スマートフォンで配信を見ることができます。受講者側のお名前や映像、音声は配信されません。
・本講座は受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。期間内は受講者は何度でもご視聴いただけます。
・配布資料がある場合はメールでご案内いたします。郵送はしておりません。
・開講日の前日夜までに受講者の皆様に講座視聴リンクと受講のご案内をメールでお知らせいたします。弊社からのメールが届かない事案が発生しておりますため、モバイルメールアドレス(docomo、ezweb、SoftBankなど)はなるべく使用しないようお願い申し上げます。メールが届かない場合は asaculonline001@asahiculture.com までお問合せください。
・Zoomのソフトウェアを必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。スマートフォンやタブレットで視聴する場合はZoomアプリを事前にダウンロードしてください。
・ネット環境による切断やその他アプリの障害が起きた場合には、当社は責任を負いかねます。 またやむを得ない事情により実施できなかった場合は、受講料の全額をお返しいたします。
・第三者との講座視聴リンクの共有や貸与、SNSを含む他の媒体への転載、また、講座で配布した教材を受講目的以外で使用することは著作権の侵害になりますので、固くお断りいたします。
・オンライン講座の申し込みはWEB決済のみで承ります(開講日前日まで)。キャンセルは開講日の4日前まで承ります(手数料550円)。キャンセルの場合はasaculonline001@asahiculture.comまでご連絡ください。その後のキャンセルはできませんのであらかじめご了承ください。

この講座は終了しました

注意事項

・本講座はZoomウェビナーを使用したオンライン講座です。開講日の前日夜までに受講者の皆様に講座視聴リンクと受講のご案内をメールでお知らせいたします。メールが届かない場合は、 asaculonline001@asahiculture.comまでお問合せください。
・ソフトウェアを必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。

日程
2022/11/19
曜日・時間
土曜 18:30~20:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,850円

講師詳細

沼野 恭子(ヌマノ キョウコ)
東京生まれ。東京外国語大学卒業、東京大学大学院博士課程満期単位取得退学。現在、東京外国語大学教授、NHK「テレビでロシア語会話」元講師。著書に、『アヴァンギャルドな女たち―ロシアの女性文化』(五柳書院)、『世界の食文化⑲ロシア』(共著、農文協)、『家庭で作れるロシア料理』(共著、河出書房新社)、『夢のありか―「未来の後」のロシア文学』(作品社)。『ロシア文学の食卓』(NHKブックス)。訳書に、リュドミラ・ウリツカヤ『女が嘘をつくとき』(新潮社)、アンドレイ・クルコフ『ペンギンの憂鬱』(新潮社)、イワン・トゥルゲーネフ『初恋』(光文社)、ボリス・アクーニン『リヴァイアサン号殺人事件』(岩波書店)、レオニード・ツィブキン『バーデン・バーデンの夏』(新潮社)などがある。