宝塚歌劇を語る

  • 石井啓夫先生
  • 石井 啓夫(演劇コラムニスト)
講師詳細

 歌舞伎と並んで日本文化に独特の花を咲かせる「宝塚歌劇」の人気の秘密を探ります。女性だけで演じられるミュージカル、レヴュー舞台の約束事、作品論、作・演出家論、男役・娘役に分かれるタカラジェンヌと呼ばれるスターの演技法など、東京公演中の作品を参考にしながら、具体的に語り合います。また合評会を通して、ちょっとした視点の変化から一層、楽しめる歌劇の魅力をお伝えしたいと思います。(講師・記)


10月
花組「A Fairy Tale」(植田景子作・演出)と「シャルム」(稲葉太地作・演出)で退団するトップスター、明日海りおについて。平成後半の宝塚をリードした人気スターの魅力とは?歌、踊り、芝居三拍子備えた優等生。男役として正統派とも妖精派ともなぞえられるアイドル・スターの最大の魅力を探る。月組、花組を通して、4人の相手娘役を通して「これが、“みりお”だ!」の作品を16年間の舞台から投票します。


11月
前月に続いて、明日海りおの魅力を集大成します。退団公演で座付き作者(植田&稲葉)がどのように人気スターの男役像を引き出したか? そして、後継トップと新たな花組のシフトへ思いを馳せます。また、来月に東京のBrillia HALLでトップコンビお披露目をする星組の礼真琴と舞空瞳コンビについて、そしてお披露目作品となる「ロックオペラ モーツァルト」について紹介します。


12月
東京宝塚劇場の最終公演となる月組「I AM FROM AUSTRIA―故郷は甘き調べ―」(潤色・演出/齋藤吉正)について。日本オーストリア友好150周年記念として、ウィーン劇場協会プロデュースによるオーストリアに纏わる名曲を散りばめたレビュー仕立ての舞台。「エリザベート」で日本初登場したウィーン・ミュージカルの秘密を探る。本講座は、恒例の2019年を振り返る「宝塚プレイバック」も兼ねたオープン講座です。

お申し込み
日程
2019/10/26, 11/23, 12/28
曜日・時間
土曜 15:45~17:15
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 11,880円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

石井 啓夫(イシイ ケイフ)
1943年、東京生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。産経新聞社に入社、28年間、文芸、演劇分野に携わり、98年退社後、フリーな立場から新聞、雑誌他で執筆、講演活動を行っている。宝塚観劇歴51年。著書に「タカラジェンヌの妖精物語」など。日本演劇協会会員。