近代作家と漢詩文 泉鏡花から三島由紀夫まで
  • 教室・オンライン同時開催

  • 齋藤 希史(東京大学教授)
講師詳細

 近代文学は、形式も書き手も読者も、漢詩文とは異なるものとして成立しました。漢詩文から離れることで成立したと言ってもよいでしょう。けれども、近代文学はさまざまなかたちで漢詩文を利用し、役割を与えてきました。漢詩文の世界に魅了された作家も少くありません。そこにはどのような意味があったのでしょうか。本講座では、泉鏡花から芥川龍之介、佐藤春夫、さらに三島由紀夫へと続く水脈をたどり、漢詩文のもつimagery(イメージ機能)に着目しながら、それがどのような役割をもち、どのような世界に読者を誘うものとなっているのか、考えます。(講師・記)

第1回 泉鏡花と芥川龍之介──幻想の修辞
第2回 佐藤春夫と三島由紀夫──浪漫の行方

〈ご案内事項〉
・本講座は教室でも、オンラインセミナーアプリ「Zoom」ウェビナーを使ったオンラインでも、受講できるハイブリッド講座です(講師は教室)。パソコンやタブレット、スマートフォンで配信を見ることができます。
・受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。
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注意事項

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日程
2022/11/17, 12/15
曜日・時間
第3週 木曜 15:30~17:00
回数
2回
受講料(税込)
会員 6,600円 一般 8,800円
設備費(税込)
330円
持ち物など
〈参考書〉齋藤希史著『漢文脈の近代』(角川ソフィア文庫):ご希望の方は各自でお求めください。

講師詳細

齋藤 希史(サイトウ マレシ)
1963年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程(中国語学中国文学)中退。奈良女子大学文学部助教授などを経て、現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。著書に、『漢文脈の近代―清末=明治の文学圏』(名古屋大学出版会)(2005年サントリー学芸賞)、『漢文脈と近代日本』(角川ソフィア文庫)、『漢文スタイル』(羽鳥書店)、『漢詩の扉』(角川選書)、『詩のトポス』(平凡社)、『漢文ノート  文学のありかを探る』(東京大学出版会)など。