幣原喜重郎と日本の外交
  • 教室・オンライン同時開催

  • 熊本 史雄(駒澤大学教授)
講師詳細

 幣原喜重郎(しではら・きじゅうろう 1872~1951)は、大正末から昭和初期にかけて、外務大臣を4度にわたって務めた人物です。この間、三人の総理大臣(加藤高明、若槻礼次郎、浜口雄幸)に仕え、英米との協調と中国への内政不干渉を基調とする、いわゆる「幣原外交」を展開し、日本の舵取りを担いました。戦後は、第44代内閣総理大臣に就任し、ダグラス・マッカーサーの指令に基づき、憲法改正事業に取り組んだことでも知られています。
 本講座では、外務省の作成した文書を読み込みながら「幣原外交」の内実に迫るとともに、「昭和戦後史の最大の謎」と言われる、日本国憲法第9条の発案者問題にも迫ります。第9条の発案者は、果たしてマッカーサーなのか、それとも幣原なのか? 史料を読み解きながら、考えていきたいと思います。(講師・記)

第1回 「幣原外交」とは、何だったのか?
第2回 幣原喜重郎は、日本国憲法第9条の発案者なのか?

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日程
2022/6/1, 6/15
曜日・時間
水曜 15:30~17:00
回数
2回
受講料(税込)
会員 6,600円 一般 8,800円
設備費(税込)
330円
持ち物など
〈参考図書〉『幣原喜重郎 ―国際協調の外政家から占領期の首相へ―』熊本史雄著(中公新書)
        ご希望の方は各自でお求めください。
         https://www.chuko.co.jp/shinsho/2021/04/102638.html
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

熊本 史雄(クマモト フミオ)
1970年生。山口県出身。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科日本史学専攻中退。外務省外交史料館『日本外交文書』編纂室勤務を経て、2004年駒澤大学文学部専任講師、2008年同准教授、2014年同教授(現職)。専門は、日本近代史、史料学。主著として、単著に『幣原喜重郎』(中公新書、2021年)、『近代日本の外交史料を読む』(ミネルヴァ書房、2020年)、『大戦間期の対中国文化外交』(吉川弘文館、2013年)、共著に『官僚制の思想史』(吉川弘文館、2020年)、『日中戦争はなぜ起きたのか』(中央公論新社、2018年)、『近代日本の思想をさぐる』(吉川弘文館、2018年)など。共編著として『近代日本公文書管理制度史料集』(岩田書院、2009年、中野目徹氏との共編)がある。