唐招提寺の仏像 講堂の二天像・新宝蔵の十一面観音像

  • 鈴木 喜博(奈良国立博物館名誉館員)
講師詳細

唐招提寺の木彫仏を引き続き学びます。講堂二天像は前回取り上げた木彫三軀とともに本年6月新国宝となりました。多くが破損仏であるものの、唐僧鑑真が当寺開創時に最初に手掛けた仏像として高く評価されたのだと思います。次代の一木彫の全盛時代の先駆けとなる意義を持つことも国宝指定の理由のひとつです。また、新国宝には含まれなかった十一面観音像も歴史的意義は十分にあるもので、中国将来の檀像写しの具体例としての意義を持っています。いわゆる等身檀像として造られた、榧材による一木彫です。
基本テキストは『奈良六大寺大観』(岩波書店)であり、それらの解説文を精読しながら、近年開催された木彫仏の展覧会カタログも活用して、写真図版を駆使した奈良時代仏像史の理解を深めます。(講師・記)

第一講13:00~14:30 唐招提寺の木彫(3) 講堂の二天像
第二講14:45~16:15 唐招提寺の木彫(4) 新宝蔵の十一面観音像

お申し込み
日程
2019/9/24
曜日・時間
火曜 13:00~16:15
回数
1回
受講料(税込)
会員 6,480円 一般 7,776円
教材費(税込)
-
その他
※教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
2コマの講座です。休憩15分あり。
1コマ目 13時~14時30分
2コマ目 14時45分~16時15分

講師詳細

鈴木 喜博(スズキ ヨシヒロ)
奈良国立博物館名誉館員。主な著書「檀像の概念と栢木の意義」(1992 講談社『日本美術全集5 密教寺院と仏像』所収) 『仁王像大修理』共著(1997 朝日新聞社) 『宿院仏師』(2006 至文堂『日本の美術』487号) 『日本美術史ハンドブック』共著(2009 新書館) 『唐招提寺の仏たち』写真小川光三(2011 制作飛鳥園 発行唐招提寺)。