聖徳太子の仏教思想 特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」によせて

  • 頼住 光子(東京大学教授)
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聖徳太子は、古来、「和国の教主」、つまり、仏教の開祖である釈迦に準ずる、日本仏教の始祖と呼ばれ、讃仰されてきました。これは、聖徳太子が、仏教を積極的に日本に導入し、後世に大きな影響を与えたことによります。聖徳太子はどのような構想に基づいて仏教思想を取り入れたのでしょうか。また、仏教を基盤に築き上げられた聖徳太子の思想とはどのようなものであったのでしょうか。これらの問題について、「十七条憲法」制定をはじめとする聖徳太子の事績を手がかりに考えます。あわせて、聖徳太子非実在説やそれに対する反論をはじめとする近年の研究動向についても触れたいと思います。(講師・記)

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日程
2020/3/28
曜日・時間
土曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,960円

講師詳細

頼住 光子(ヨリズミ ミツコ)
1961年神奈川県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科倫理学専攻博士課程修了。博士(文学)。東京大学大学院教授。倫理学・日本倫理思想史専攻。著書:『道元 自己時間世界はどのように成立するのか』(哲学のエッセンスシリーズ NHK出版)、『日本の仏教思想 原文で読む仏教入門』(北樹出版)、『道元の思想 大乗仏教の真髄を読み解く』(NHKブックス NHK出版)、『比較宗教への途1 人間の文化と宗教』(共著 北樹出版)、『比較宗教への途2 人間の社会と宗教』(共著 北樹出版)、『比較宗教への途3 人間の文化と神秘主義』(共著 北樹出版)など。