源氏物語と和歌 夕顔との恋

  • 高田 祐彦(青山学院大学教授)
講師詳細

 『源氏物語』には、795首の和歌があります。物語の中の和歌として、作中人物の思いが表されるとともに、場面や状況によって詠みわけがなされ、前後の文章表現とも絶妙な呼応が図られています。それは、物語の中でしか実現しえない、当時一般の水準とは異なる独自の達成でした。また、この物語には、引歌や歌語が豊富に用いられ、作品世界の奥行きを豊かにしています。本講座では、数回にわたって、源氏物語と和歌との関わりをさまざまな場面に即して深く読み解いてゆく予定です。第1回は、夕顔巻、光源氏と夕顔との恋の展開からその死までをとりあげます。
(講師記)

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日程
2019/12/21
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,960円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

高田 祐彦(タカダ ヒロヒコ)
1959年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。同大学院人文科学研究科博士課程単位取得。博士(文学)。東京大学文学部助手、神戸大学国際文化学部助教授を経て、現職。専攻・平安文学。著書に、『源氏物語の文学史』(東京大学出版会)、『源氏物語の透明さと不透明さ』(共編著、青簡舎)、『仲間と読む 源氏物語ゼミナール』(共著、青簡舎)、『日本文学の表現機構』(共著、岩波書店)、『新版古今和歌集』 (訳注、角川ソフィア文庫)などがある。