ショパンの生涯と楽曲 バラードⅡ 生涯の詩
  • 教室開催

  • 左:高橋多佳子講師:©︎Akira Muto
  • 高橋 多佳子(ピアニスト)
  • 下田 幸二(音楽評論家・ピアニスト)
講師詳細

 世界中で愛される永遠のピアノの詩人ショパン。ショパンと共に生きるピアニスト高橋多佳子とショパン研究者下田幸二がその作品の全貌に迫る2017~2021年まで全18回のシリーズもいよいよ佳境に入ってまいりました。
 第17回は《バラードⅡ-生涯の詩》です。1831年10月に父の祖国フランスのパリにやってきたショパン。文学、演劇、絵画、そしてもちろん音楽の最先端芸術都市であったパリで、ショパンは《バラード》を作曲し始めます。インスピレーションになったのは、中世フランスの吟遊詩人に由来する舞踏歌のバラードとポーランドの愛国詩人ミツキエヴィチのバラードでした。出来上がった素晴らしい《バラード第1番》と《バラード第2番》はシューマンをも魅了しました。さらに、1840年代に入り30歳代となったショパンは、「お気に入りの変イ長調」を用いた魅惑的な《バラード第3番》、そして「ショパンの最高傑作」の一つである《バラード第4番》を書き上げるのです。(講師・記)
 (次回Vol.18は幻想曲・舟歌・幻想ポロネーズ-白鳥の歌です)

♪演奏及び取り上げる作品♪
ショパン《バラード第3番、バラード第4番》

♪全18回の予定♪
1 ショパンの生涯と楽曲-ようこそショパンへ!(終了)
2 ポロネーズ-ショパンの目覚め(終了)
3 エチュード-たぎる野心(終了)
4 ロンド変奏曲-変容実験!? (終了)
5 スケルツォ-革命と感情吐露 (終了)
6 ワルツ-ウィーンの舞踏会はお好き?(終了)
7 バラードⅠ-華のパリ! 古典回帰・舞踏・文学との融合 (終了)
8 オーケストラ付作品-いろいろ試そう! (終了)
9 ピアノ協奏曲-ピアニスト・ショパン=演奏会募集中デス(終了)
10 即興曲-名人の遊びと苦悩(終了)
11 ノクターン-そろそろ恋と苦悩の季節です…(終了)
12 室内楽-ご存知ですか? ショパンのチェロ好き(終了)
13 マズルカ-ショパンの魂(終了)
14 24の前奏曲-バッハからマヨルカの風へ(終了)
15 歌曲-語ろう歌おうポーランド語!(終了)
16 ソナタ-形式への挑戦(終了)
17 バラードⅡ-生涯の詩(今期)
18 幻想曲・舟歌・幻想ポロネーズ-白鳥の歌

お申し込み

注意事項

・本講座は、開講当日の窓口での申し込みを承っておりません。WEBサイトからお手続きください。もしくは、お電話にてご予約のうえコンビニエンスストアでのご入金をお願いいたします。

日程
2021/12/19
曜日・時間
日曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,993円 一般 5,093円
設備費(税込)
165円
その他
・この講座の受講料には音楽使用料が含まれています。

講師詳細

高橋 多佳子(タカハシ タカコ)
1990年第12回ショパン国際ピアノ・コンクールで第5位に入賞し、一躍楽壇に飛び出したピア二スト。ショパン国際コンクールのほか、ポルト国際音楽コンクール第2位および現代音楽最優秀演奏賞、ラジヴィーウ国際ピアノ・コンクール第1位、第22回日本ショパン協会賞など、輝かしい受賞歴を有する。桐朋学園大学卒業、国立ワルシャワ・ショパン音楽院研究科を最優秀で修了。活発な演奏活動を展開し、それは日本とポーランドを拠点にほぼ全ヨーロッパに及ぶ。国立ワルシャワ・フィルをはじめ、国内では、新日本フィル、日本フィル、東京フィル、東響、東京都響、神奈川フィルなどの主要オーケストラと共演を重ね、常に高い評価を得ている。オクタヴィア・レコードを中心に22タイトルのCDをリリースし、《ショパンの旅路》、《ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第2番&ムソルグスキー:展覧会の絵》、《リサイタル》など、多くが“レコード芸術誌特選盤”となる。2006年には宮谷理香と《デュオ・グレイス》を結成。CD《グレイス》、《ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ&サン=サーンス:動物の謝肉祭》をリリース。2015年には《ショパンの本》(音楽之友社)で高橋多佳子が付随DVDの全演奏を担当し大きな話題となった。2019年には、高関健指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団と共演したCD《ショパン:ピアノ協奏曲第1番》をリリース。2020年には、礒絵里子(ヴァイオリン)、新倉瞳(チェロ)と結成した《椿三重奏団》のCD《メンデルスゾーン&ブラームス》(アールアンフィニ)がリリースされた。世界の著名国際音楽祭への出演や中国での演奏と講演、《青少年ショパン国際コンクール》(ポーランド)や《ラフマニノフ国際コンクール》(ロシア)の審査員としての招聘など、ますます国際的に意欲的な活動を展開している。
現在、桐朋学園大学ピアノ科講師。せんがわピアノオーディションプロデューサー。
Facebook:@takakoChopin1990、Twitter:@takako1990

下田 幸二(シモダ コウジ)
現在、桐朋学園音楽部門、昭和音楽大学附属ピアノアートアカデミー、フェリス女学院大学、相愛大学各講師。日本演奏連盟会員。全日本ピアノ指導者協会正会員。武蔵野音楽大学卒業。ポーランド政府給費生として国立ワルシャワ・ショパン音楽院研究科修了。8年間にわたり、国立J.エルスネル高等音楽学校ピアノ科講師を務める。相馬信子、石黒祥義、L.コズベック、B.ヘッセ=ブコフスカの各氏に師事。J.スリコフスキ、T.シェバノ ワの各氏にも薫陶を受ける。指導者として高い定評があり、多くの優秀なピアニストを輩出。モニューシコ国際ポーランド音楽コンクール、青少年ショパン国際ピアノ・コンクール(以上ポーランド)、せんがわピアノオーディションをはじめとする審査員やセミナー講師を歴任。研究者としては、ショパンやポーランド音楽の専門家として信頼が篤い。現在、「レコード芸術」(音楽之友社)にて 《下田幸二のピアノ名曲解体新書》を好評連載中。著書:「ショパンその正しい演奏法」、(ヤマハミュージックメディア)、「ショパン全曲解説」(ハンナ・日本図書館協会選定図書)、「ショパン-200年の肖像」(共著・求龍堂)ほか。「ピアノの森」音楽監修者。
Facebook:koji.shimoda.927、Twitter:@kojiego