ぼくの音楽とSFの人生
  • 教室・オンライン同時開催

  • Namba Hiroyuki
  • 難波 弘之(ミュージシャン・SF作家)
講師詳細

ミュージシャンの僕がSFと出会ったのは、小学生の時でした。
 『週刊少年サンデー』に連載されていた長編漫画「0マン」「キャプテンKen」や、産経新聞に連載されていた「オズマ隊長」などによって、まずは手塚漫画が、僕にSFというものの存在を教えてくれたのです。あまりの面白さに、夢中になりました。
 やがて、江戸川乱歩やポオ、ウエルズを読み始め、小説としてのミステリやSFにのめり込むようになります。
 読書感想文を書くために伝記や児童文学も読みましたが、正直言って僕にとっては全く面白くなかったので、何とポオの「陥穽と振り子」や「大渦巻」の感想文を書いて提出してしまいました。
 今では海外や日本の普通文学も読みますが、子供の頃の僕にとっては、これまでの価値観や、ものの見方がひっくり返る面白さ(これを、当時のSFファンは、”センス・オブ・ワンダー” と呼んでおり、長じてミュージシャンになった僕は、自分のバンド名にしてしまいました。)がない小説は、読んでも楽しくなかったのです。
 両親が音楽家だったので小さい頃からピアノを習わされていたのですが、昭和30年代にピアノを弾く男の子は少なく、区立小学校では目立ってしまっていじめられるので、自分の好きな落語やSFに逃避していたのだと思います。
 中学生の時には、一人で人形町の末広や浅草演芸ホールに通い、古本屋巡りをするようになり、中二になる春休みに、日本で一番古いSF同人誌『宇宙塵』の同人となり、何と渋谷のカスミという喫茶店で開かれていたSFファンの会合、一の日会に出没するようになります。
 その僕がどうして後輩だった巽孝之(現・慶應義塾大学名誉教授)をSFの道に誘い、手塚先生や小松左京先生と知り合い、何故かその後ロックに夢中になりミュージシャンとなったか、SFおたくの厄介な生態を交えてお話し致します。(難波弘之・記)

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日程
2022/3/12
曜日・時間
土曜 15:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
設備費(税込)
165円

講師詳細

難波 弘之(ナンバ ヒロユキ)
難波弘之(Hiroyuki Namba)
 ミュージシャン(キーボード・プレイヤー、作編曲家)
 東京音楽大学作曲科 ミュージック・メディアコース教授。
 日本SF作家クラブ、日本推理作家協会会員。

 1953年に、音楽家の両親(父はハモンド・オルガンとジャズ・アコーディオン奏者。母は声楽家)のもとに生まれる。
 学習院大学法学部法学科卒業。

 中学2年の時、SF同人誌『宇宙塵』に参加。
 中学~高校は、後輩の巽孝之(慶應義塾大学名誉教授)らとSFファン活動、高校~大学はバンド活動に夢中になる。

 在学中の’76年に、金子マリ&バックスバニーでレコード・デビュー。
 ‘79年フリーとなり、愛読した海外SFを題材とした楽曲を集めた1stソロ・アルバム『センス・オブ・ワンダー』をリリース。
 ‘81年には自己のバンド Sense Of Wonder を結成し、現在までにソロやバンド名義で計10枚のリーダー・アルバムをリリースしている。

 また、作編曲家としてアーティストへの楽曲提供、TV、アニメ、CM、ゲーム、映画などの音楽を制作。

 さらにRCサクセション、忌野清志郎、大瀧詠一、山下達郎、竹内まりや、吉田美奈子、宮本文昭、村上秀一、TOKIO、ゴスペラーズ、Mod's、スターリン、氷室京介、松本孝弘(B'z)、レッド・ウォーリアーズ、ソウル・ボッサ・トリオ、アン・サリー、髭、坂本真綾など、様々なジャンルのミュージシャンのレコーディングやライブに参加。

 これまでにNHK「ベストサウンド」を始め、テレ東「タモリの音楽は世界だ」、TBS「イカ天」などにレギュラー出演。
 TOKIO FM「ザ・ミュージック」パーソナリティなどもつとめた。

 現在も Sense Of Wonderの他、山下達郎&竹内まりやのバンド、ピアノ・トリオの A.P.J. 、野獣王国、ヌーヴォ・イミグラート、ZABADAK など、様々なバンドやユニットで活動している。

 著書

 『飛行船の上のシンセサイザー弾き』(文化出版局/早川書房)
 『鍵盤帝国の劇襲』(早川書房)
 『ときめきRock’in Way』『きらめきLovin ‘ Heart』(集英社コバルト文庫)

 『証言! 日本のロック70’s』Vol.1&2(井上貴子と共編。アルテス出版)など。