若冲を深読みする 伊藤若冲没後220年

  • 佐藤 康宏(東京大学名誉教授)
講師詳細

伊藤若冲の絵画と版画はどのようにして作られ、どういう特徴を持つのか。新たに見出された作品も加えて、約1年をかけてなるべく詳しい話をします。
若冲は天才ではなく努力家というべきです。彼は、目にすることのできたさまざまなイメージに刺激を受けて、彼自身がほんとうらしいと感じる自然の姿を再現するために技術を磨きました。
若冲の絵画や版画の表面上の美しさを楽しみながら、同時にそれらがどのようなイメージの地層の上に成り立っているのかを発掘する。そんな作業におつきあいただければと思います。(講師・記)
2020年7月開講。

<画像>
伊藤若冲《紫陽花白鶏図》江戸時代・18世紀
個人蔵 展示期間:調製中
「古典×現代2020―時空を超える日本のアート」
国立新美術館 会期2020年6月24日~8月24日

お申し込み
日程
2020/10/10, 11/14, 12/12
曜日・時間
第2週 土曜 15:30~17:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 13,200円
その他
※教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
・2020年7月開講。

講師詳細

佐藤 康宏(サトウ ヤスヒロ)
1955年宮崎県生まれ。東京大学文学部美術史学専修課程卒業。同大学院人文科学研究科修士課程修了。東京国立博物館学芸部資料課文部技官、文化庁文化財保護部美術工芸課文化財調査官(絵画部門)などを経て、現在東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授。専門は日本美術史。特に関心があるのは室町時代から江戸時代初期にかけての風俗画、若冲・蕭白と南画を中心とする江戸時代絵画。著書『絵は語る11 湯女図――視線のドラマ』(平凡社、1993年)で第6回倫雅美術奨励賞を受賞。美術史学会常任委員、國華編輯委員、國華賞選衡委員、文化審議会専門委員などを務める。雑誌『UP』(東京大学出版会)にて「日本美術史不案内」を連載中。