「贈与論」と資本主義 オンライン講座
  • 教室・オンライン同時開催

  • 岩野 卓司(明治大学教授)
講師詳細

 現代のグローバル資本主義は、プレカリアートの増大、環境の危機、グローバルサウスの搾取、無縁社会など多くの弊害をもたらしている。近年、行き過ぎた資本主義を修正するために、マルセル・モース『贈与論』が再び読まれはじめている。また、贈与について言及する思想家や批評家も多い。この講義ではモース、バタイユ、デリダ、グレーバーの贈与論を資本主義との連関から読み直し、彼らの問題提起を踏まえて、資本主義を変容させるために、贈与がどこまで有効なのかを探っていく。贈与論の未来への可能性を考えていきたい。(講師・記)

<7月期スケジュール>          
第1回 7月15日 贈与と資本主義の基本
第2回 8月19日 贈与交換と社会主義:マルセル・モースの『贈与論』の可能性
第3回 9月16日 贈与と消費:ジョルジュ・バタイユ『呪われた部分』の提起するもの

<10月期の予定>
第4回 脱構築と贈与:デリダの贈与思想の射程
第5回 現代アナキズムの可能性:グレーバーの「基盤的コミュニズム」再考
第6回 資本主義をどう変えていくか?

<受講のご案内>
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この講座は終了しました

注意事項

・本講座はZoomウェビナーを使用した教室でもオンラインでも受講できるハイブリッド講座です(講師は教室)。開講日の前日夜までに受講者の皆様に講座視聴URLとパスワード、および受講のご案内をメールでお知らせいたします。メールが届かない場合は、asaculonline001@asaiculture.com までお問合せください。
・ソフトウェアを必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。本講座はアーカイブ動画の配信はありません。

日程
2021/7/15, 8/19, 9/16
曜日・時間
第3週 木曜 19:00~20:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 13,200円
設備費(税込)
495円

講師詳細

岩野 卓司(イワノ タクジ)
1959年埼玉生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。パリ第4大学大学院博士課程修了。博士(哲学)。現在、明治大学教授(法学部・教養デザイン研究科)。著書に、『ジョルジュ・バタイユ-神秘経験をめぐる思想の限界と新たな可能性-』(水声社)、『贈与の哲学-ジャン=リュック・マリオンの思想』(明治大学出版会)、『贈与論―資本主義を突き抜けるための哲学』(青土社)、編著に、『語りのポリティクス』(彩流社)、『他者のトポロジー』、『共にあることの哲学』(以上書肆心水)、訳書に、『哲学のポストモダン』(ユニテ)、ジャック・デリダ『そのたびごとにただ一つ、世界の終焉 I・II』(岩波書店)、アンリ・ラクチモウ『失われたパリを求めて マルセル・プルーストが生きた街』(春風社)、ドゥニ・オリエ『ジョルジュ・バタイユの反建築 コンコルド広場占拠』(水声社)(すべて共訳)などがある。