法隆寺金堂壁画復元の現在 特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」によせて

  • 宮廻 正明(東京藝術大学名誉教授・特任教授)
講師詳細

 昭和24年、法隆寺金堂が火災により堂内の壁画が焼損した。現在では昭和40年代に描かれた再現模写によって彩られている。東京藝術大学では金堂壁画十二面を同素材同質感で復元し、門外不出の釈迦三尊像と共に間近で見る事を可能にした。そして現在では、創建当時の金色に輝く釈迦三尊像の復元と、欠損した金堂壁画の図像と彩色を最新デジタル技術とアナログ技術を駆使して復元している、未公開の部分を初公開する。(講師・記)

〈画像〉
特別展出品<法隆寺金堂壁画(再現壁画) 第12号壁 十一面観音菩薩像 前田青邨ほか筆 
昭和43年(1968) 法隆寺蔵 後期(4/14~5/10)展示>写真便利堂
会期:2020年3月13日~5月10日
会場:東京国立博物館

お申し込み
日程
2020/2/29
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,960円
その他
・教室が変更になる場合があります。10階掲示板をご確認ください。

講師詳細

宮廻 正明(ミヤサコ マサアキ)
1951年島根県生まれ。平山郁夫に師事。1991年第46回春の院展で外務大臣賞受賞。1996年セレネ美術館で個展「大地とともに」。1998年今井美術館で「刻の旋律」。1999年再興第84回院展で文部大臣賞を受賞。2002年再興第87回院展で内閣総理大臣賞を受賞。2010年ロシア国立美術館「日本の美展」で個展。
2012年特許出願 特許2010―026579 、2013年ブダペスト歴史博物館(ハンガリー)で個展、リスボン東洋美術館(ポルトガル)で個展。2014年ピッティー宮殿近代美術館(イタリア)で個展。2016年G7首脳会議 伊勢志摩サミットサイドイベント「テロと文化財」特別講演。2017年21世紀発明奨励賞(発明協会)、2018年文部科学大臣科学技術賞受賞、東京藝術大学退官記念宮廻正明展「行間のよみ」
現在、日本美術院 業務執行理事 ・同人、東京藝術大学名誉教授・特任教授、文化財保護・芸術研究助成財団理事長。株式会社IKI代表取締役社長。