チケット付 楽曲とどのように向き合うか ロシア帝政時代のピアニストの教えから

  • 原田 英代(ピアニスト)
講師詳細

※本講座はHakuju Hall との提携講座です。

 ロシアの巨匠ヴィクトル・メルジャーノフの愛弟子として学び、ロシア・ピアニズムを継承する数少ない日本人ピアニストである原田英代さん。今回はロシア・ピアニズムの真髄に迫ります。

1)ベートーヴェンのピアノ・ソナタにみるソナタ形式の変遷について
 「ベートーヴェンの初期と後期の作品を比べると別人物の作品のようだ」とラフマニノフが語ったように、ベートーヴェンの作風は大きく変化していきました。彼を捉えた想念(イデー)が作品の構造を決定し、ソナタ形式はそれに合わせて形を変えていったのです。形式と精神的内容が一体であったベートーヴェンのソナタの変遷について探ります。

2)ドイツ音楽とロシア音楽の独自性
ドイツ音楽とロシア音楽の特徴を知るには、音楽のみならずそれぞれの国の文化を知ることは不可欠でしょう。動画を交えながらそれぞれの独自性に迫ります。

3)チャイコフスキーとラフマニノフ
チャイコフスキーとラフマニノフはロシア的といえる作品を遺していますが、彼らの音楽には微妙な違いがあり、この違いこそ作品の醍醐味と言えるものです。19世紀の伝統を受け継ぐ人々の証言や動画と共に、この謎を探ります。

4) 重量奏法について
今ではかなり知られるようになった「重量奏法」という言葉ですが、習得するのは至難の業です。帝政ロシア時代の伝統を受け継いだピアニストの演奏スタイルについて、実際に演奏している姿を見、音を聴きながら、お話しします。

協力:Hakuju Hall / 株式会社 白寿生科学研究所

〈原田英代さんリサイタルのお知らせ〉
原田英代 ピアノ・リサイタル <全 5 回>
第4 回 <統一>
国際的に活躍する真の実力派ピアニストが贈る“人間ドラマと音楽”―
2021 年 3 月12日( 金 19:00 開演 全席指定 4,500円(税込)
https://www.hakujuhall.jp/

★原田英代さんファンクラブ会員の方は、原田英代ファンクラブ「英代&フレンズ」事務局(パシフィック・コンサート・マネジメント内)03-3552-3831へお問い合わせください。

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み

注意事項

Hakuju Hall でのリサイタル(2021年3月12日金19:00 開演。定価4,500円)チケット付。お席は選べませんが、I列14番~18番、K列3番~7番のいずれかです。申込み後のキャンセル、変更はできません。チケットは講座の際にお渡しします。

日程
2021/3/9
曜日・時間
火曜 16:00~17:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 7,570円 

講師詳細

原田 英代(ハラダ ヒデヨ)
東京藝大、同大学院を経て渡欧し、V.メルジャーノフに師事。ジュネーヴ国際コンクール最高位、シューベルト国際コンクール優勝。ケルン放響、スイス・ロマンド管、南西ドイツ・フィル、N響、読響等と共演し、明治天皇百年祭で奉納演奏も行う。ラインガウ、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン等の主要音楽祭に定期的に出演。アウディーテより4枚のCDをリリース。著書に『ロシア・ピアニズムの贈り物』(みすず書房)がある。ベルリン在住。