日本古代の三悪人

  • 松尾 光(元早稲田大学講師)
講師詳細

 日本史上の出来事や人物を、現代人の善悪感覚から褒めてみたり貶めてみたりしても、もはや過ぎてしまったことであって意味がない。しかし日々を生きている現代人のように、当時の人はその当時を生きていた人々にそれなりの善悪評価をしていたろう。その評価を再現して、その当時の感覚でその人たちの業績を見返してみよう。
 今回は壬申の乱を戦って新王朝を開いたと自負する天武天皇、藤原氏繁栄のおおもとを造った藤原不比等、そして東大寺・国分寺を造って律令国家の繁栄をもたらした聖武天皇を取り上げ、それぞれがどう見えていたのか考えてみよう。(講師・記)


1)空前絶後の王位簒奪者・天武天皇
2)立ちはだかる悪魔の守護神・藤原不比等
3)気づかぬ聖帝、一人酔う賢帝・聖武天皇

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日程
2019/11/20, 12/4, 12/18
曜日・時間
水曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 11,880円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

松尾 光(マツオ ヒカル)
1948年、東京都生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士課程満期退学。博士(史学)。日本古代史専攻。神奈川学園高校教諭・高岡市万葉歴史館主任研究員・姫路市立姫路文学館学芸課長・奈良県万葉文化振興財団万葉古代学研究所副所長を歴任し、奈良県立万葉文化館名誉研究員。その後、早稲田大学・中央大学非常勤講師。単著は『白鳳天平時代の研究』『古代の神々と王権』『天平の政治と争乱』『古代の社会と人物』『思い込みの古代史に挑む』(以上、笠間書院)など15冊、編著は『古代史はこう書き変えられる』(立風書房)・『早わかり古代史』(日本実業出版社)など6冊。