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四つの福音書とキリスト教の本質
エルサレムへー死と復活
- 教室開催
- 守屋 彰夫(東京女子大学名誉教授)
新約聖書には四つの福音書が収められています。何故四つもあるのか、あるいは、何故四つしかないのか、という疑問が生じます。いずれもイエスの生涯とその死と昇天を記述していますので、各福音書には重複記事もあれば、特定の福音書にしかない固有の記事もあります。それらの本文を(重複記事の場合は比較しながら)精読して、それぞれの福音書の特質と個性からキリスト教の本質を探ります。冒頭の疑問への解答も得られるでしょう。 (講師・記)
<第4期の内容>エルサレムへ―死と復活―
第1回 1月17日(火)エルサレムでの伝道
第2回 2月21日(火)逮捕と裁判
第3回 3月21日(火)死と復活
【年間スケジュール】*状況によって変更することもございます。
第1期: 洗礼者ヨハネとイエスの「誕生」物語
第2期: ガリラヤ伝道―放浪と定住―
第3期: 「たとえ」による教えと「奇蹟」による救済
第4期: エルサレムへ―死と復活―
この講座は終了しました
- 日程
- 2023/1/17, 2/21, 3/21
- 曜日・時間
- 第3週 火曜 13:00~14:30
- 回数
- 3回
- 受講料(税込)
- 会員 9,900円
- 設備費(税込)
- 495円
- その他
- 教室を変更することもございます。ご案内掲示を確認ください。教室により机の並びが異なることもございますのでご了承ください。
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講師詳細
- 守屋 彰夫(モリヤ アキオ)
- 1946年生まれ。東京教育大学大学院文学研究科博士課程(古典文献学)修了。ヒブル・ユニオン・カレッジ(Hebrew Union College)大学院修了、Ph.D.その後、ライデン大学(オランダ)、ノートル・ダム大学(アメリカ)、ハレ大学(ドイツ)、イェール大学などで研究に従事。現在、東京女子大学名誉教授。聖書の言語であるヘブライ語・アラム語や聖書周辺の様々な言語学的研究から、旧約聖書に新しい解読の光を投げかける。死海文書、サマリア五書、聖書外典・偽典の研究などの分野で論文多数。著書に、『古代世界におけるモーセ五書の伝承』(共編著、京都大学学術出版会)、訳業に、ゲザ・ヴェルメシ『解き明かされた死海文書』(青土社)など。