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華夷観念で捉える中国思想史
- 教室開催
- 井ノ口 哲也(東京学芸大学教授)
華夷観念とは、一般には中華思想と呼ばれ、中国が世界の中心に位置して文化的に最も優れており、その支配領域もしくは文化圏から離れた所に中国の文化的な恩恵を受けない民族がいるとする漢民族特有の世界観です。本講座では、中国思想史の流れを、この華夷観念を切り口として捉えることで、中国とは何か、を考えます。(講師・記)
(講師・記)
【カリキュラム】予定※状況によって変わることもございます。
導入 華夷観念で捉える中国思想史
第1回 徳治を説く儒者たち
第2回 「中国」と楚文化圏
第3回 天子と皇帝
第4回 漢民族の少数民族対策
第5回 仏教の定着と浸透
第6回 冊封体制と律令国家
第7回 朱子学の普及
第8回 明の遺老
第9回 四庫全書の世界観
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【今期のカリキュラム】予定※状況によって変わることもございます。
第10回 世界の中の中国
第11回 経済発展・海洋進出・宇宙開発
第12回 「中国」の意味
注意事項
★日程変更★ご注意ください
1/8→1/22
2/12→2/19
3/12→3/19
- 日程
- 2022/1/22, 2/19, 3/19
- 曜日・時間
- 第2週 土曜 13:00~14:30
- 回数
- 3回
- 受講料(税込)
- 会員 9,900円 一般 13,200円
- 設備費(税込)
- 495円
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講師詳細
- 井ノ口 哲也(イノクチ テツヤ)
- 山口大学人文学部卒業。東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻(東アジア思想文化専門分野)博士課程修了。博士(文学)。1998年~2000年、中国政府奨学金留学生として北京師範大学哲学系に留学。専門は、後漢時代の経学と思想。著書に、『入門 中国思想史』(勁草書房、2012年)、『後漢経学研究序説』(勉誠出版、2015年)、編著書に『教養の中国史』(ミネルヴァ書房、2018年)がある。