くずし字で読む江戸の版本 山東京山の絵草紙『琴世美人録』

  • 『琴世美人録』(講師所蔵)
  • 『琴世美人録』(講師所蔵)
  • 菅野 俊輔(歴史家・江戸文化研究家)
講師詳細

 皆さま、こんにちは! 本講座では、江戸時代のくずし字で書かれた出版物<版本>を読み解きながら、江戸時代の人々の生活や文化に触れてまいります。
 春学期のテキストは、黄表紙作家・山東京伝の弟で、90歳まで作品の発表を続けた、19世紀の絵草紙作家・山東京山の作品『琴世美人録 三編』です。絵草紙は、写真のとおり、毎ページ、絵師の挿絵と作家の本文から構成されている小型の和本であり、江戸の町にくらしている人々を主人公とした、人情味のあふれた読み物といえます。江戸仮名(平仮名と漢字仮名)を主としているため、漢字は稀にしかでてまいりません。俊輔のモットー「ゆっくりと、ていねいに、しっかりと」読み進めることにいたします。 (講師・記)

お申し込み
日程
2021/4/6, 4/20, 5/18, 6/1, 6/15, 6/29
曜日・時間
第3週 火曜 15:30~17:30
回数
6回
受講料(税込)
会員 19,800円 一般 26,400円
設備費(税込)
990円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

菅野 俊輔(カンノ シュンスケ)
1948 年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校、毎日文化センター、読売・日本テレビ文化センター、小津文化教室での古文書解読講座の講師を務める。講演、テレビ出演、時代考証、著述など幅広く活動。『古地図と名所図会で味わう江戸の落語』『図説 世界を驚かせた頭のいい江戸のエコ生活』『江戸の長者番付』(ともに青春出版社)、『江戸っ子が惚 れた忠臣蔵』(小学館)、『書いておぼえる江戸のくずし字いろは入門』(柏書房)、『大江戸「古地図」大全』『江戸大古地図』『江戸城 天下普請の謎』『ビジュアル版 江戸・東京1000 年地図帳』『江戸の事件簿』『江戸「古地図」探訪』(いずれも宝島社)など編著書、監修書多数。近著に、『江戸・戦国のくずし字 古文書入門』 (扶桑社新書)。