現代思想で読む「失われた時を求めて」

  • 土田 知則(千葉大学教授)
講師詳細

 マルセル・プルーストの小説『失われた時を求めて』は現代思想家と称される数多くの高名な思想家たちに注目され、読まれることで、彼ら自身の問題に有効な手掛かりを与え、その思想形成に多大な影響を及ぼしてきた。本講座では、ベンヤミン、ド・マン、レヴィナス、バタイユ、ドゥルーズ、バルトなど、幾人かの「プルースト読者」に注目し、彼らとこの作家の類縁性を明らかにするとともに、これら複数の読者たちが互いの間に現出させる間思想的な関係についても考えてみたいと思う。(講師・記)

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注意事項

新型コロナウイルス感染拡大予防のため、日程が変わりました。6/6休講→8/1補講 (5/14付)

日程
2020/8/1
曜日・時間
土曜 18:00~19:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

土田 知則(ツチダ トモノリ)
1956年長野県生まれ、1987年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、千葉大学大学院人文科学研究院教授。博士(文学)。専門はフランス文学・文学理論。↓↓著書に、『現代文学理論-テクスト・読み・世界』(共著、新曜社、1996年)、『プルースト-反転するトポス』(新曜社、1999年)、『間テクスト性の戦略』(夏目書房、2000年)、『文学理論のプラクティス-物語・アイデンティティ・越境』(共著、新曜社、2001年)、『ポール・ド・マン-言語の不可能性、倫理の可能性』(岩波書店、2012年)、『現代思想のなかのプルースト』(法政大学出版局、2017年)、『ポール・ド・マンの戦争』(彩流社、2018円)ほか。訳書に、ショシャナ・フェルマン『狂気と文学的事象』(水声社、1993年)、バーバラ・ジョンソン『詩的言語の脱構築-第二ボードレール革命』(水声社、1997年)、マーティン・マックィラン『ポール・ド・マンの思想』(新曜社、2002年)、ジャック・デリダ『そのたびごとにただ一つ、世界の終焉』(共訳、岩波書店、2006年)、ポール・ド・マン『読むことのアレゴリー』(岩波書店、2012年)、バーバラ・ジョンソン『批評的差異』(法政大学出版局、2016年)ほか。