「百人一首」の謎を読みとく 小野小町
- 教室・オンライン同時開催
- 渡部 泰明(国文学研究資料館館長)
『百人一首』は、古代から中世初頭にいたる百人の歌人から、一首ずつ選んだ秀歌撰ですが、多くの謎に満ちています。編者は藤原定家だと言われていますが、この通説にはいまも異論が提出されています。しかもどうしてこの歌人が入っているのか、どうしてこの歌が選ばれたのか、不思議に思われるところがあります。『百人一首』は、謎めいているからこそ、魅力的な秀歌撰だといえるでしょう。しかもその謎には和歌の本質を考える際に避けては通れない問題が多く含まれています。だからこそ、和歌の世界を代表する作品とされてきたのだといえると思います。
今回は様々な伝説が残る小野小町を取り上げ、その和歌をめぐって考察を深めます。 (講師・記/2022年7月開講。季節に1回のペースで、毎回様々なテーマで「百人一首」を解説します。)
〈参考図書〉訳注:島津忠夫『新版 百人一首』(角川ソフィア文庫)
https://www.kadokawa.co.jp/product/199999404001/
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- 日程
- 2023/4/1
- 曜日・時間
- 土曜 13:00~14:30
- 回数
- 1回
- 受講料(税込)
- 会員 3,300円 一般 4,400円
- 設備費(税込)
- 165円
- その他
- ・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
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講師詳細
- 渡部 泰明(ワタナベ ヤスアキ)
- 東京大学名誉教授。1957年東京生まれ。東京大学文学部卒。同大学院から、東京大学文学部助手、フェリス女学院大学文学部助教授、上智大学助教授、東京大学文学部教授を経て現職。専攻は、和歌文学、中世文学。著書に、『中世和歌の生成』(若草書房)、『和歌とは何か』(岩波新書)、『秘儀としての和歌』(編著・有精堂)、『<うた>をよむー三十一字の詩学』(共著・三省堂)、『和歌の力』(編著・岩波書店)など。