吉備の巨大前方後円墳と巨石墳

  • こうもり塚古墳の横穴式石室
  • 広瀬 和雄(国立歴史民俗博物館名誉教授)
講師詳細

墳丘の長さ約340m。とてつもなく巨大で、わが国第4位の造山古墳。ついで、おなじく200mを超える作山古墳と両宮山(りょうぐうざん)古墳。古墳時代の大王墓にも匹敵するような巨大前方後円墳が、どうして5世紀の吉備に3基もつくられたのでしょうか。
さらに、6世紀末頃から7世紀前半頃にかけては、こうもり塚古墳、江崎古墳、箭田(やた)大塚古墳、牟佐(むさ)大塚古墳など、畿内中枢の見瀬丸山古墳や石舞台古墳に匹敵するような、数十トンもある巨石を積んだ横穴式石室が構築されます。
それらは、いかなる歴史的な動向をあらわすのか、最新の考古資料を駆使して探ってみようというのが、今回の講義の目的です。(講師記)
 
①13時00分~14時30分  5世紀の巨大前方後円墳
②14時45分~16時15分  600年頃の巨石墳

この講座は終了しました

注意事項

・教室が23号に変更になりました。

日程
2019/9/7
曜日・時間
土曜 13:00~16:15
回数
1回
受講料(税込)
会員 6,480円 一般 7,776円
持ち物など
2コマの講座です。休憩あり
1コマ目 13:00-14:30
2コマ目 14:45-16:15
その他
※教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

広瀬 和雄(ヒロセ カズオ)
1947年京都府生まれ。同志社大学卒業。日本考古学専攻(弥生・古墳時代の政治構造の研究)。文学博士(大阪大学)。大阪府教育委員会や大阪府立弥生文化博物館での勤務、奈良女子大学大学院教授、国立歴史民俗博物館教授を経て現職。主な著書に『古墳時代政治構造の研究』(塙書房、2007年)、『日本考古学の通説を問う』(洋泉社新書、2003年)、『前方後円墳国家』(角川選書、2003年)、『前方後円墳の世界』(岩波新書、2010 年)、『カミ観念と古代国家』(角川叢書、2010年)など。共編著に『季刊 考古学 117号』(雄山閣、2011年)、『古墳時代〈上〉〈下〉』(青木書店、2011年)など。