探訪・世界の博物館
  • 教室・オンライン同時開催

  • ククテニ銅石器美術館正面
  • ククテニ文化の彩文土器
  • ゼウグマ・モザイク博物館
  • 千本 真生(古代オリエント博物館研究員)
  • 津本 英利(古代オリエント博物館研究員)
  • 宮下 佐江子(国士舘大学共同研究員)
全ての講師
講師詳細

 最近、「博物館浴」という言葉を知りました。これは「森林浴」などと同様に博物館に行くことによって、精神的にリラックスするばかりではなく、実際の身体の状態に良い影響を与えるという研究成果があるというものです。
 博物館に行くことの「効果」をいまさら数値的に表してもなあとも思いましたが、確かに博物館に足を踏み入れた時のわくわくした気持ちは体にいいのかもしれません。
 この講座では現在はなかなか行くことができない海外の博物館を巡りながら、その博物館の収蔵品ばかりではなく、実際の学芸の仕事やその国の歴史などを紐解いていくものです。いつか行くときのため、あるいは世界を広げる入り口として、各地の博物館巡りをしてみたいと思います。 (宮下佐江子講師・記)

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【今期予定】※状況によって変更することもございます。

・1/24 ルーマニア「ククテニ銅石器美術館」 (千本真生講師)
 ククテニ銅石器美術館はルーマニア北東部のピアトラ・ネアムツ市内に位置し、2005年に開館しました。同市内には考古学歴史博物館がすでに建築されていましたが、この美術館にはククテニ文化に特化した資料が展示されています。ククテニ文化の壮麗な彩文土器や多様な女性土偶などを紹介しながら、ククテニ文化の栄枯盛衰の歴史について解説します。

・2/28 イギリス「ロンドン博物館」 (津本英利講師)
 1976年に二つの博物館が合併して開館したロンドン博物館は、ローマ時代以前に遡るロンドン市の歴史を紹介する都市博物館で、世界各地にある同様の博物館の中でも最大の収蔵品数600万点を誇ります。実物の展示のみならず、実物大ジオラマや模型、スクリーン投影など、印象的な展示手法を用いて、世界の中心の一つであるこの都市が辿った歴史を、分かりやすく解説しています。この講座では、移転工事のため2022年12月で休館することになったこの博物館について解説します。

・3/28 トルコ ガズィアンテップ「ゼウグマ・モザイク博物館」 (宮下佐江子講師)
 トルコ東部ユーフラテス川河岸のローマ帝国時代の都市ゼウグマはダム建設によって大半が水没してしまいましたが、見事なモザイクの大半はガジアンテップのゼウグマ・モザイク博物館に移設、展示され、世界最大級のモザイク博物館を形成しています。建築装飾としてのモザイクの歴史を振り返り、その頂点でもあるゼウグマのモザイクを紹介します。


<オンライン注意事項>
・本講座は教室でも、オンラインセミナーアプリ「Zoom」ウェビナーを使ったオンラインでも、受講できるハイブリッド講座です(講師は教室)。
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日程
2023/1/24, 2/28, 3/28
曜日・時間
火曜 15:30~17:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 13,200円
設備費(税込)
495円

講師詳細

千本 真生(センモト マサオ)
1979年東京都生まれ。東海大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。ブルガリア・ソフィア大学に留学。「古代オリエント博物館共同研究員、筑波大学非常勤研究員を経て、現職。専門はヨーロッパ考古学。とくに南東欧の先史時代研究に従事。第36回(2014年)日本オリエント学会奨励賞を受賞。訳書(監修・翻訳)に『ゲタイ族と黄金遺宝:古代ブルガリア・トラキア人の世界』(ディアナ・ゲルゴヴァ著、田尾誠敏・松前もゆるとの共訳。愛育社刊)のほかに、最近の共著に『ユーラシアの大草原を掘る』(勉誠出版)がある。
津本 英利(ツモト ヒデトシ)
1970年岡山市生まれ。筑波大学大学院歴史・人類学研究科単位取得退学。ドイツ・マールブルク大学先史・原史学科博士課程に留学。トルコ、シリア、イスラエルでの発掘調査に参加。現在、古代オリエント博物館主任研究員。専門は西アジアおよびヨーロッパの考古学。共著に『セルビアを知るための60章』(明石書店)、『聖書の世界を発掘する:聖書考古学の現在』(リトン)、『モノとヒトの新史料学:古代地中海世界と前近代メディア』(勉誠出版)がある。
宮下 佐江子(ミヤシタ サエコ)
1952年東京都生まれ。上智大学文学部史学科卒。国士舘大学イラク古代文化研究所共同研究員。奈良県橿原考古学研究所によるパルミラ遺跡発掘調査に1990年以来美術的遺物調査担当として参加。著書に『古代オリエントの世界』(共著)『ユーラシアの風 新羅へ』(共著)『シルクロードのガラス』(共著)ともに山川出版社など。