新訳で読む「失われた時を求めて」 見出された時Ⅱ

  • 吉川 一義(京都大学名誉教授)
講師詳細

 プルーストの長篇小説 「失われた時を求めて」 を新訳で読む最終回。今回は、最終篇の「見出された時 II」を採りあげ、小説の大団円、ゲルマント大公邸における午後のパーティーの場面を2回にわけて精読します。
 第1回は、登場人物の老化と社交界の変貌によって明らかになる「失われた時」の啓示について、第2回は、『失われた時を求めて』における社交界描写の意義と「私」がとりかかろうとする「文学」について、小説本文を熟読して考察します。   (講師・記)

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み

注意事項

教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

日程
2019/11/30, 12/14
曜日・時間
土曜 15:30~17:00
回数
2回
受講料(税込)
会員 6,600円 
持ち物など
<テキスト>※各自でお求め下さい。
プルースト作/吉川一義訳 『失われた時を求めて14 - 見出された時Ⅱ』(岩波文庫):2019年11月中旬刊行予定


講師詳細

吉川 一義(ヨシカワ カズヨシ)
 1948年大阪生まれ。東京大学文学部仏文科卒。同大学院博士課程満期退学。フランス政府給費留学生としてパリ・ソルボンヌ大学、高等師範学校に留学、文学博士号取得。とくにプルーストの小説の成立過程や絵画との関係などについて研究。主な著書に『ディコ仏和辞典』(共編、白水社)、『プルースト書簡集総合索引』(仏文、共編、京大出版会)、『プルースト美術館』(筑摩書房)、『プルーストの世界を読む』(岩波書店)、『プルースト「スワンの恋」を読む』(白水社)、『プルーストと絵画』(岩波書店)、Dictionnaire Marcel Proust (共編、Champion)、Proust et l’art pictural(Champion、2011年カブール=バルベック・プルースト文学サークル文学賞、2012年学士院賞・恩賜賞受賞)。2010年アカデミー・フランセーズ(仏学士院)より学術大賞「フランス語フランス文学顕揚賞」を受賞。