アメリカの行動原理を読み解く・キリスト教福音派を中心に

  • 藤本 龍児(帝京大学准教授)
講師詳細

本講座では、おもにキリスト教福音派をとりあげることで、アメリカの宗教的エートスを明らかにし、その行動原理を読み解きます。
 アメリカでは、トランプ現象が続いていることからも分かるように、グローバリズムやネオリベラリズムの理念が頓挫し、新たな指針をめぐって対立が深まってきました。
 政治的には「民主党vs.共和党」、経済的には「大きな政府vs.小さな政府」、外交的には「理想主義vs.現実主義」、あるいは「リベラルvs.保守」「エリートvs.大衆」などが基本的な対立構図として挙げられるでしょう。
 最近は、宗教的な対立も注目され始めましたが、これは、他の対立と別に生じているわけではありません。また、それを「世俗派vs.宗教派」というように捉えていると間違うことになります。各対立に根本的なところから影響している宗教的エートスを明らかにし、アメリカの行動原理を浮かび上がらせます。

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日程
2019/9/8
曜日・時間
日曜 13:00~16:15
回数
1回
受講料(税込)
会員 6,480円 一般 7,776円
その他
休憩あり

講師詳細

藤本 龍児(フジモト リュウジ)
1976年山口県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。社会哲学、宗教社会学専攻。同志社大学一神教学際研究センター特別研究員などを経て、現在、帝京大学文学部社会学科准教授。著書に『アメリカの公共宗教』。共著に『現代社会論のキーワード』『宗教と社会のフロンティア』『宗教と公共空間』『米国の対外政策に影響を与える国内的諸要因』『聖地巡礼ツーリズム』『よくわかる宗教学』『基礎ゼミ宗教学』、共訳に『宗教概念の彼方へ』など。