フーコーと統治

  • 重田 園江(明治大学教授)
講師詳細

 ミシェル・フーコーは1970年から1984年までコレージュ・ド・フランスで講義を行った。なかでも、重要な内容が含まれた1978/79年の講義は著書にならず、長らく詳細がわからないままだった。その後、講義録のフランス語・日本語訳が出版されたが、錯綜した内容を猛スピードで話す彼の話術は、熱気に満ちているが中身を理解するのは容易ではない。
 この講座では、二回に分けて「統治性」をテーマとするこの二年度の講義の内容を紹介し、解説する。一回目は17世紀、二回目は18世紀における、ヨーロッパの統治のあり方を取り上げる予定である。(講師・記)
*参考図書 フーコー『安全・領土・人口』『生政治の誕生』重田『統治の抗争史』

この講座は終了しました
日程
2019/8/1, 9/5
曜日・時間
木曜 19:00~20:30
回数
2回
受講料(税込)
会員 6,480円 一般 7,776円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

重田 園江(オモダ ソノエ)
 1968年兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。日本開発銀行を経て、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。現在、明治大学政治経済学部教授。専門は、現代思想・政治思想史。著者に、『フーコーの穴──統計学と統治の現在』(木鐸社)、『連帯の哲学Ⅰ──フランス社会連帯主義』(勁草書房、第28回渋沢・クローデル賞)、『ミシェル・フーコー──近代を裏から読む』(ちくま新書)ほか。