クラシック音楽で戦争を読み解く

  • 片山 杜秀(慶応義塾大学教授)
講師詳細

 「砲声が響くときミューズは沈黙する」と言います。ミューズは芸術を司る神。戦争と芸術は両立しないと訴えているのでしょう。それはもちろん一理も二理もあります。しかし、音楽は、集団行動と結びつき、精神を鼓舞するものですから、戦争とつながりやすいとも考えられます。西洋クラシック音楽の歴史もまた例外ではありません。クラシック音楽で戦争を読み解くことも、戦争でクラシック音楽を読み解くこともできましょう。そんな観点から音楽史を再考したく、その近代篇をお送りします。一回目ではストラヴィンスキーやシェーンベルクやR・シュトラウスを、二回目ではショスタコーヴィチやコープランドや山田耕筰を扱う予定です。 (講師・記) 

1 3月18日 第一次世界大戦とクラシック音楽:ストラヴィンスキーを中心に
2 5月19日 第二次世界大戦とクラシック音楽:ショスタコーヴィチを中心に ※3/11補講

お申し込み

注意事項

●●コロナウイルス対応による臨時休業の為4/1も休講です。 補講は5/19(火)15:30~17:00に行う予定です。(4/2現在)

日程
2020/3/18, 5/19
曜日・時間
水曜 15:30~17:00
回数
2回
受講料(税込)
会員 6,600円 一般 7,920円
持ち物など
<参考書>片山杜秀著「革命と戦争のクラシック音楽史」(NHK出版新書)
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

片山 杜秀(カタヤマ モリヒデ)
1963年生まれ。音楽評論家、政治思想史研究者。慶應義塾大学法学部教授。『音盤考現学』(文庫化に際し『音楽放浪記 日本之巻』と改題)および『音盤博物誌』(同じく『音楽放浪記 世界之巻』と改題)で吉田秀和賞、サントリー学芸賞をダブル受賞。『未完のファシズム』で司馬遼太郎賞受賞。著書に『近代日本の右翼思想』『国の死に方』『クラシックの核心』『見果てぬ日本』『ベートーヴェンを聴けば世界史がわかる』、共著に『平成史』など。NHKFMで『クラシックの迷宮』で番組構成者兼出演者を務める。