基礎から学ぶ日本仏像史

  • 松田 誠一郎(東京芸術大学教授)
講師詳細

飛鳥時代後期(662-709)から奈良時代(710-784)にかけての仏像について講義します。
第1-2回は中宮寺の半跏思惟像を取り上げ、飛鳥時代後期におけるクス材製木彫像の展開を概観したうえで、その歴史的位置について考察します。第3-5回は興福寺仏頭(685年)と薬師寺金堂本尊像を取り上げ、7世紀末葉から8世紀初期にかけての大型金銅仏の技法と表現の展開について解説します。第6-7回は、奈良時代初期に制作された法隆寺五重塔の塑像群(711年)を取り上げ、維摩経や仏伝を主題とした群像表現を中心にその魅力を紹介します。なお、本講座の講義内容は、下記の教科書の第3章から第5章の内容に対応しています。(講師・記)


<カリキュラム> 
第1回 中宮寺の半跏思惟像(1)
第2回 中宮寺の半跏思惟像(2)
第3回 興福寺仏頭と薬師寺金堂本尊像(1)
第4回 興福寺仏頭と薬師寺金堂本尊像(2)
第5回 興福寺仏頭と薬師寺金堂本尊像(3)
第6回 法隆寺五重塔の塑像群(1)
第7回 法隆寺五重塔の塑像群(2)

<テキスト>
水野敬三郎著『奈良・京都の古寺めぐり 仏像の見かた』(岩波ジュニア新書89、岩波書店、860円税別)は各自ご用意ください。

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み
日程
2020/1/7, 1/21, 2/4, 2/25, 3/10, 3/17, 3/31
曜日・時間
第1週・第3週 火曜 13:00~15:00
回数
7回
受講料(税込)
会員 23,100円 
教材費(税込)
教材費 770円
持ち物など
<テキスト>
水野敬三郎著『奈良・京都の古寺めぐり 仏像の見かた』(岩波ジュニア新書89、岩波書店、860円税別)は各自ご用意ください。
その他
※教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
・日程にご注意ください。

講師詳細

松田 誠一郎(マツダ セイイチロウ)
1960年、東京生まれ。東京学芸大学教育学部卒業、東京芸術大学大学院美術研究科修士課程終了。1984年から東京芸術大学美術学部非常勤講師、89年第1回国華賞、90年東京芸術大学より学術博士の学位取得。91年~99年京都市芸術大学美術学部専任講師、99年より東京芸術大学美術学部専任講師、2001年から准教授、2012年から教授。著書は『東大寺と平城京 日本美術全集第4巻 奈良の建築・彫刻』共著(講談社)、『カラー版 日本美術史』共著(美術出版社)、『週刊朝日百科 日本の国宝15京都/広隆寺』責任編集(朝日新聞社)、『醍醐寺大観 第1巻 建築・彫刻・工芸』共著(岩波書店)など多数。