アーレントはマルクスをどう読んだのか

  • 百木 漠(立命館大学専門研究員)
講師詳細

アーレントのマルクス批判は、彼女の二つの主著『全体主義の起源』と『人間の条件』を結ぶミッシングリンクとなっている。その批判を読み解くことによって、また両者の思想を比較することによって、「労働と全体主義」の親和性という現代にまで連なる問題系が見えてくるはずである。本講座では、『人間の条件』および『カール・マルクスと西欧政治思想の伝統』を主な材料としながら、アーレントがマルクスをどのように論じたのかを詳しく解説する。
講座の前半部では、アーレントのマルクス批判に関する記述を具体的に紹介しながら、その内容を解説する。
講座の後半部では、アーレントとマルクス「誤読」に焦点を当てながら、「労働と全体主義」の親和性というテーゼについて解説する。

この講座は、初回からの受講料を全額いただきます。

この講座は終了しました
日程
2019/9/15
曜日・時間
日曜 13:00~16:15
回数
1回
受講料(税込)
会員 6,480円 一般 7,776円
その他
休憩あり

講師詳細

百木 漠(モモキ バク)
1982年生まれ。京都大学人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。立命館大学専門研究員。アーレントとマルクスを中心として「労働の思想史」を研究している。専門は社会思想史。共著に『現代社会理論の変貌 せめぎあう公共圏』(日暮雅夫・尾場瀬一郎・市井吉興編著、ミネルヴァ書房、2016年)、『大学生のための社会学入門』(篠原清夫・栗田真樹編著、晃洋書房、2016年)、『アーレントのマルクス:労働と全体主義』(人文書院、2018年)がある。