レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年 最初の近代人に学ぶ

  • 池上 英洋(東京造形大学教授)
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 今年はレオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年にあたります。これを記念して、本講座では二回にわたって彼をとりあげます。
 彼はおそらく世界で最もその名を知られた画家ですが、現存する絵画作品は(数え方にも諸説ありますが)16点ほどしかありません。しかも、そのうち着彩まで彼が完成させ、現在までほぼ完全な姿で残っている絵画はわずか4点にすぎません。他はすべて傷んでいるか、未完成か、切断されたりしたものばかりです。また彼は彫刻家や建築家としても当時知られた存在でしたが、それらの現存作品はひとつもありません。さらにさまざまな工学系の機械を設計した発明家としても有名ですが、現存する装置は皆無です。
つまり、彼はいまだに多くの謎に包まれた人物なのです。しかし近年、彼の実像がようやく徐々に明らかになってきました。本講座では、いまだに世界中の人々を魅了するこの巨人の実像に迫りながら、その芸術と思想を一緒に味わってみましょう。(講師・記)

各回のテーマ
 第1回: 90分で概観するレオナルド・ダ・ヴィンチの生涯と作品
 第2回: レオナルドの知られざる側面を探る

掲載画像:《洗礼者ヨハネ》、ルーヴル美術館

お申し込み
日程
2019/9/11, 9/25
曜日・時間
水曜 10:30~12:00
回数
2回
受講料(税込)
会員 6,480円 一般 7,776円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

池上 英洋(イケガミ ヒデヒロ)
美術史家、東京造形大学教授。1967年、広島生まれ。東京芸術大学卒業・同大学院修了。専門はイタリアを中心とする西洋美術史・文化史。著書に、『レオナルド・ダ・ヴィンチ―西洋絵画の巨匠8』『イタリア・ルネサンス美女画集』(ともに小学館)、『ルネサンス 歴史と芸術の物語』『ルネサンス 三巨匠の物語』『イタリア 24の都市の物語』『美しきイタリア 22の物語』(いずれも光文社)、『神のごときミケランジェロ』(新潮社)、『もっと知りたいラファエッロ』(東京美術)、『「失われた名画」の展覧会』(大和書房)、『死と復活』『西洋美術史入門』『官能美術史』『残酷美術史』『ヨーロッパ文明の起源』(いずれも筑摩書房)など多数。日本文藝家協会会員。