ラヴェル ピアノ全作品解説
  • 教室開催

  • 小鍛冶邦隆講師
  • 中井 正子(ピアニスト)
  • 小鍛冶 邦隆(東京芸術大学教授)
講師詳細

ドビュシーと並んで、フランス近代ピアノ音楽を代表するラヴェルの全ピアノ作品を解説します。
ラヴェルの音楽は、ショパンやシューマンらのロマン派と関係が深いドビュシーに比べて、
リスト、サンサーンス、あるいはシャブリエからの影響という、やや意外な音楽の組み合わせの影響があるとされるラヴェルの音楽は、古典的な性格と造形性で優っているとされます。
詩的なイメージから捉えやすいドビュシーと比較して、より客観的で精緻な仕上げの工芸品のような(同時に秘めたパッションに満ちた)ラヴェル音楽の本質は、正確に語られることが意外に少ないと思います。ラヴェルの全ピアノ作品の演奏、録音、および大半の実用版楽譜校訂を行っているピアニスト、中井正子によるレクチャーコンサートも組み込まれているこの講座では、実際の演奏を通じて、従来のラヴェル像とは違うものを~いまだ知られざるラヴェル像を理解していただけると思います。(小鍛冶邦隆・記)

※中井正子さん(ピアニスト)は、レクチャーコンサートの回に出講

【7月期予定】
1)7/9初期の作品
2)7/23 《亡き王女のためのパヴァーヌ》、《水の戯れ》=レクチャーコンサート(1)
3)7/30《ソナチネ》と《鏡》
4)8/27《鏡》より=レクチャーコンサート(2)
5)9/10《夜のガスパール》
6)9/24《高雅で感傷的なワルツ》と《マ・メール・ロワ》(4手連弾実演付き)
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【来期予定】
7)日程未定:小品集から《クープランの墓》まで
8)日程未定:《クープランの墓》=レクチャーコンサート(3)





この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

この講座は終了しました
日程
2021/7/9, 7/23, 7/30, 8/27, 9/10, 9/24
曜日・時間
第2週・第4週 金曜 10:30~12:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 19,998円 
設備費(税込)
990円
持ち物など
<参考楽譜> 楽譜は各自ご用意ください。(教室での楽譜配布はありません)
推奨楽譜:ラヴェルシリーズ(中井正子校訂実用版)ハンナ社刊、1亡き王女のためにパヴァ―ヌ、水の戯れ、2ソナチネ,
3鏡、4クープランの墓、5小品集
その他
・この講座の受講料には音楽使用料が含まれています。

講師詳細

中井 正子(ナカイ マサコ)
東京藝術大学附属高校在学中、パリ国立高等音楽院に留学。ピアノ科を審査員全員一致の1等賞首席で卒業。第3課程研究科に入学、1980年ジュネーヴ国際音楽コンクール第3位銀賞、1981年ロン・ティボー国際音楽コンクールのフランス音楽特別賞他を受賞。ドビュッシーピアノ作品全曲演奏、ラヴェルピアノ作品全曲演奏、ショパンシリーズ、シューマンシリーズ等、国内外でのリサイタルを始めオーケストラと共演等多数の演奏活動を行う傍ら東京藝術大学ピアノ科では20年以上後進の指導にもあたってきた。CDはドビュッシー全集、ラヴェル全集、ショパン、シューマン、バッハ、モーツァルト、シューベルトの12枚、校訂楽譜はドビュッシー全集をはじめ19冊、書籍は「ドビュッシーピアノ全作品演奏ハンドブック」等3冊出版。
中井正子ホームページ http://park10.wakwak.com/~nakaimasako/
「中井正子&ラ・ミューズの会」https://lamusenokai.wixsite.com/nakaimasakolamuse
小鍛冶 邦隆(コカジ クニタカ)
東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。同大学院作曲科を経てパリ国立高等音楽院作曲科でメシアン他、およびウィーン国立音楽大学指揮科でスィトナーに学ぶ。クセナキス国際作曲コンクール(パリ)第一位、東京現代音楽アンサンブルCOmeTのディレクター・指揮者として第3回佐治敬三賞(室内オーケストラの領域Ⅲ)受賞他。著書に「作曲の技法 バッハからウェーベルンまで」(音楽之友社)、「作曲の思想 音楽・知のメモリア」(アルテスパブリッシング)他、翻訳書「ケルビー二 対位法とフーガ講座」(アルテスパブリッシング)、共著「バッバ様式によるコラール技法」(音楽之友社)、CDに「ドゥブル・レゾナンス 小鍛冶邦隆作品集」「銀色夏生の詩によるマドリガルⅠ-Ⅵ」(ALM records)。現在東京芸術大学作曲科教授。