ウォルター・ぺイターの美術批評と唯美主義絵画
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  • 荒川 裕子(法政大学教授)
講師詳細

 イギリス・ヴィクトリア朝後期に執筆活動を展開したウォルター・ぺイター(1839-94)は、文芸評論や古典の研究に加え、美術批評の領域においても重要な役割を果たしました。なかでも「ジョルジョーネ派」(評論集『ルネサンス』所収、初出は1877年)のなかの一節「すべての芸術は音楽の状態に憧れる」は、この時代に隆盛を見た「唯美主義」の思潮のスローガンともいうべきものに位置づけられています。
 本講座では、ロセッティやバーン=ジョーンズ、ホイッスラー、レイトンといった画家たちが、ぺイターの美学とどのように呼応し合っていたのかを、具体的な絵画作品のうえに探ります。 (講師・記)

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日程
2023/3/28
曜日・時間
火曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,850円

講師詳細

荒川 裕子(アラカワ ユウコ)
神奈川県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。美術史専攻。清泉女子大学等の講師、静岡文化芸術大学文化政策学部助教授を経て、2006年より法政大学キャリアデザイン学部助教授、2008年同学部教授。専門は美術史、アート・マネジメント、文化政策。主な研究テーマはイギリスを中心とする近代以降の絵画史、特に風景画の変遷。著書に『ジョン・エヴァレット・ミレイ ‐ヴィクトリア朝 美の革新者』『もっと知りたいターナー –生涯と作品』『もっと知りたいラファエル前派』(東京美術)、共著『デザインとデコレーション –ウィリアム・ブレイクからエドワード・M・コーファーへ』など。