ピアノとヴァイオリンの語らい ウィーンで生まれた室内楽

  • 久元祐子 写真:撮影 Katsuo Sakayori
  • 久元 祐子(ピアニスト)
  • 伊藤 太郎(ヴァイオリニスト)
講師詳細

 ヴァイオリンとピアノのかけあいの妙、
19世紀初頭にウィーンで作曲された
ヴァイオリンとピアノのための室内楽を
2曲取り上げます。
 演奏を交えながら、作品の聴きどころと
ヴァイオリンとピアノのデュオの魅力を探ります。
(久元祐子講師・記)

<予定演奏曲目>
シューベルト:ヴァイオリン・ソナティネ 第2番 イ短調
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第10番 ト長調

この講座は終了しました
日程
2019/6/15
曜日・時間
土曜 16:00~17:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,672円 一般 4,320円

講師詳細

久元 祐子(ヒサモト ユウコ)
東京芸術大学音楽学部(ピアノ専攻)を経て同大学大学院修士課程を修了。
ウィーン放送交響楽団、ラトビア国立交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィル、東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、札幌交響楽団、神戸室内合奏団、ウィーン・サロン・オーケストラ、ベルリン弦楽四重奏団など、内外のオーケストラや合奏団と多数共演。
知性と感性、繊細さとダイナミズムを兼ね備えたピアニストとして高い評価を受けている。音楽を多面的に捉えることを目指したレクチャー・リサイタルは朝日新聞・天声人語にも紹介される。
ブロードウッド(1820年製)、ベーゼンドルファー(1829年製)、プレイエル(1843年製)、エラール(1868年製) などのオリジナル楽器を所蔵。歴史的楽器を用いての演奏会や録音にも数多く取り組み、それぞれの時代の中で作曲家が求めた響きと美学を追及する。
2010年、ショパン生誕200年記念年には、全国各地でプレイエルを使っての演奏会に出演。軽井沢・大賀ホールにおいて天皇皇后両陛下ご臨席のもと御前演奏を行う。2011年ウィーンでのリサイタルは、オーストリアのピアノ専門誌の表紙を飾り、日本人で唯一ベーゼンドルファー・アーティストの称号を受ける。
国立音楽大学創立90周年記念事業 楽器学資料館ピアノプロジェクトとして2013年に開催されたレクチャーコンサートで歴史的楽器5台を使用したコンサートに出演し、2014年には「黎明期のピアノ~プレイエル、シャンツ、ブロードウッド」(サントリーホール・ブルーローズ)に出演。
2012年、2014年、2017年イタリア国際モーツァルト音楽祭に度々招かれリサイタルを開催。その模様はイタリア全土に放映され好評を博す。
これまでCD12作をリリース。「優雅なるモーツァルト」は毎日新聞CD特薦盤、レコード芸術特選盤に選ばれ、「ベートーヴェン ”テレーゼ” ”ワルトシュタイン”」はグラモフォン誌上で「どこからどう考えても最高のベートーヴェン」など高い評価を得る。
著書に「モーツァルトのピアノ音楽研究」(音楽之友社)、「モーツァルトはどう弾いたか」(丸善)、「原典版で弾きたい!モーツァルトのピアノ・ソナタ」(アルテスパブリッシング)、「モーツァルトとヴァルター・ピアノ」「ショパンとプレイエル・ピアノ」「リストとベーゼンドルファー・ピアノ」(学研プラス)など。
国立音楽大学教授、ベーゼンドルファー・アーティスト、日本ラトビア音楽協会理事。
久元 祐子 ウェブサイト http://www.yuko-hisamoto.jp/

伊藤 太郎(イトウ タロウ)
5歳よりヴァイオリンを始める。国立音楽大学を首席で卒業。同時に矢田部賞を受賞し、皇后陛下が主催する皇居内桃華楽堂での御前演奏、第87回読売新人演奏会等に出演。2019年3月、国立音楽大学大学院修士課程を修了。在学中、奨学金を受け霧島国際音楽祭に参加。S. ルセフ、藤原浜雄各氏のマスタークラスを受講、受講生選抜のファイナルコンサートで演奏。また大学創立90周年記念演奏会、オーケストラ定期演奏会等において同大学の学生として初めて大学所有の1723年製ストラディヴァリウス「ヨアヒム」を貸与され、演奏会を成功に導く。また、小森谷巧、藤森亮一、横山美里各氏による“The Grand Trio”結成10周年記念演奏会に特別ゲストとして招かれ、好評を博す。現在は各地のプロ・オーケストラに客演するほか、ソロ、室内楽など多彩な演奏活動を行っている。これまでにヴァイオリンを佐久間礼子、奥田雅代、小森谷巧、久保田巧、I. グリンゴルツの各氏に、室内楽を青木高志、漆原啓子の各氏に師事。2015年度明治安田クオリティオブライフ音楽奨学生。