再考・弥生文化 弥生文化の波及論

  • 浜田 晋介(日本大学教授)
講師詳細

弥生文化の指標の一つとなる水稲農耕は、日本に野生の稲が無いため、日本列島以外から持ち込まれたことは確実です。そのルートは朝鮮半島を経て九州に最初に持ち込まれたと考えられています。
水稲はその後、時間の経過とともに中国・四国・近畿地方、そして東海・関東・東北地方の順に伝播していった、と推定されてきました。しかし、1980年代後半に、東北でも前期の水田が確認され、段階的な弥生文化の東方への波及が、正しくなかったことが立証されました。ではなぜ段階的な波及が長い間信じられてきたのか。研究の歴史をふり返り、明らかにしていきます。(講師・記)

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注意事項

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日程
2020/2/29
曜日・時間
土曜 13:00~16:15
回数
1回
受講料(税込)
会員 6,600円 一般 7,920円
持ち物など
2コマの講座です。休憩あり
1コマ目 13:00-14:30
2コマ目 14:45-16:15
その他
※教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

浜田 晋介(ハマダ シンスケ)
日本大学文理学部教授 博士(歴史学)1959年神奈川県生まれ。川崎市市民ミュージアム学芸員を経て現職。主な著書に「南関東の弥生から古墳の墓の編年」『墓から探る社会』(雄山閣)2009、『弥生農耕集落の研究』(雄山閣)2011、『弥生文化読本』(六一書房)2018、『再考・弥生時代』(雄山閣)2019、「弥生時代の水稲単作史観を考える」『日本考古学』(日本考古学協会)2019などがある。