原文で味わうジェイムズ・ジョイス「ユリシーズ」
  • 教室開催

  • 吉川 信(日本ジェイムズ・ジョイス協会会長)
講師詳細

 James Joyce, Ulysses (1922) を最初から最後までを精読するなら、毎日読み続けても一年で読み終えられるとは思えません。ときには謎の一文の解釈に何年もが費やされた、という経緯さえあります。「世界でもっとも有名でありながらもっとも読まれていない小説」ともされています。ですからこの講座では、全18の章(ジョイスは「挿話」“episode”という呼び方を好みました)から数ページを選んで精読することになります。後半に行くほど難解さは増しますが、前半の比較的理解しやすい部分を正確に読み解くことが、後半の謎の解決に繋がります。(講師・記)

〈カリキュラム〉

第6挿話:葬儀と墓参
第7挿話:実験の始まり
第8挿話:ブルームの食欲
第9挿話:コキュ・シェイクスピア論
第10挿話:場所と時間のモンタージュ
第11挿話:音楽の誘惑

〈今後のスケジュール〉

●2023年春
第12挿話:ブルームの試練
第13挿話:語る声の誘惑
第14挿話(1):対英文学史
第14挿話(2):パズルの解答
第15挿話(1):ブルームの罪悪感
第15挿話(2):ダブリンの夜の街

●2023年夏
第15挿話(3):映画的技法
第16挿話:ブルームの語り方
第17挿話(1):教理問答
第17挿話(2):スティーヴンとブルームの出会いと別れ
第18挿話(1):モリーの過去と現在
第18挿話(2):ま

<終了した箇所>
第1挿話:スティーヴン・デダラスの成長と挫折
第2挿話:歴史観
第3挿話:思想的背景
第4挿話:レオポルド・ブルームとモリー・ブルーム
第5挿話:ブルームの入浴

〈ご案内事項〉
・本講座はオンラインセミナーアプリ「Zoom」ミーティングを使ったオンラインでも、教室でも受講できるハイブリッド講座です(講師は教室)。パソコンやスマートフォン、タブレットでも配信を見ることができます。
・本講座はアーカイブ動画の配信はございません。
・配布資料がある場合はメールでご案内いたします。郵送はしておりません。
・開講日の前日夜までにメールアドレス登録のある受講者の皆様に講座視聴リンクと受講のご案内をメールでお知らせいたします。弊社からのメールが届かない事案が発生しておりますため、モバイルメールアドレス(docomo、ezweb、SoftBankなど)はなるべく使用しないようお願い申し上げます。メールが届かない場合は asaculonline001@asahiculture.com までお問合せください。
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日程
2023/1/10, 1/24, 2/7, 2/21, 3/7, 3/21
曜日・時間
火曜 15:15~16:45
回数
6回
受講料(税込)
会員 22,440円 
設備費(税込)
990円
持ち物など
・“Ulysses” (Gabler Edition、paperback版、ISBN:978-0394743127)※適宜プリントを配布するので、購入は必須ではありません。

講師詳細

吉川 信(キッカワ シン)
大妻女子大学教授。1960年2月23日生まれ(このため長崎大学附属病院で新生児をぎこちなく抱えた父は全国版のテレビニュースで放映される。その後大学時代の恩師には「あのときの赤ん坊がきみか!」と驚かれる)。1988年、中央大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。山口大学助教授、和光大学教授、群馬大学教授を経て、2015年より大妻女子大学文学部(英語英文学科)に所属。日本ジェイムズ・ジョイス協会常任委員。2020年より同会会長。編著書に『ジョイスの罠――「ダブリナーズ」に嵌る方法』(言叢社2016年)、『ジョイスの挑戦――「ユリシーズ」に嵌る方法』(言叢社2022年)等。訳書にJ・G・フレイザー『初版金枝篇』上・下巻(ちくま学芸文庫 2003年)、『ジェイムズ・ジョイス全評論』(筑摩書房 2012年)等。後者で日本翻訳家協会の日本翻訳文化賞翻訳特別賞を受賞。