中世哲学入門「存在をめぐって」 オンライン講座
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  • 山内 志朗(慶応義塾大学教授)
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 中世哲学では「存在のアナロギア」や「存在の一義性」といった話題が登場する。存在が中心問題であることは了解できるが、問題として心に響いてくるとは限らない。ギリシア哲学の存在概念の概要と、それがどのように中世に受容され、中世固有の問題として発展していったかを考えていきたい。
 存在、本質、実体といったものがイスラーム哲学に受容され、その枠組みが西洋中世に還流して、中世スコラ哲学になっていった。
 4回に分けて、ギリシアの存在概念がアラビアに入ってどのように変容し、それがヨーロッパに還流して、キリスト教神学と結びついたかを考えていく。

第1回:ギリシア哲学の存在概念とそのラテン語化
 プラトンとアリストテレスの存在概念を概観した後、それが新プラトン主義の中でどう整理されたか考え、基本的枠組みを手にしたい。

第1期 ギリシア哲学の存在概念とそのラテン語化
第2期 イスラーム哲学(予定)
第3期 トマス・アクィナスとドゥンス・スコトゥス(予定)
第4期 存在と本質(イスラーム哲学が」中世に与えたもの)(予定)

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日程
2021/10/29
曜日・時間
金曜 15:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,850円

講師詳細

山内 志朗(ヤマウチ シロウ)
1957年山形県生まれ。東京大学大学院文学研究科博士課程退学。現在、慶應義塾大学文学部教授。専攻は、西洋中世近世形而上学、倫理学。主な著書に『普遍論争―近代の源流としての』(平凡社)、『天使の記号学』(岩波書店)、『ライプニッツ』『〈つまずき〉のなかの哲学』(NHK出版)、『哲学と笑いの微妙な関係』(哲学書房)、『〈誤読の哲学〉』(青土社)、『小さな倫理学入門』『感じるスコラ哲学―存在と神を味わった中世』(ともに慶応義塾大学出版会)、『湯殿山の哲学:修験と花と存在と』(ぷねうま舎)、『目的なき人生を生きる』(角川新書)、『過去と和解するための哲学』(大和書房)など多数。