能をどう見るか 能「遊行柳」生きとし生けるものへの讃歌
  • 教室開催

  • 村上 湛(明星大学教授)
講師詳細

 世阿弥の孫世代に当たる観世小次郎信光は、〈紅葉狩〉〈船弁慶〉など、変化に富んだ作風で知られる作者ですが、その一方和漢の古典を活かした幽艶な能も書き遺しました。世阿弥〈西行桜〉と対に扱われる〈遊行柳〉は後者に属する傑作ながら学問的に誤解され、しばしば〈西行桜〉より劣るとさえ考えられてきました。その「誤読」を糺して、能〈遊行柳〉がいかにすばらしく、生命の本質を讃える偉大な舞台作品であるかについて篤と考えたいと思います。 (講師・記)

第1回  講義:能〈遊行柳〉の背景
第2回  講義:詞章精読・能〈遊行柳〉
第3回  講義:映像鑑賞・能〈遊行柳〉

お申し込み
日程
2021/10/14, 11/11, 12/9
曜日・時間
木曜 19:00~20:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,999円 一般 13,299円
設備費(税込)
495円
持ち物など
【鑑賞推薦舞台案内】  ※チケットは各自お求め下さい。
「銀座余情」2021年12月10日(土)13:00 観世能楽堂 《現時点で公演実施未決です》
能〈遊行柳・青柳之舞〉 シテ:大槻文藏 ※上演に先立ち村上講師による演目解説あり。
★主催元に照会の上、切符は各自お求め下さい。
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
・この講座の受講料には音楽使用料が含まれています。

講師詳細

村上 湛(ムラカミ タタウ)
明星大学教授。石川県立音楽堂邦楽主幹。財団法人観世文庫評議員。演劇評論家。早稲田大学・大学院に学ぶ。文化庁芸術祭審査委員、芸術選奨選考審査員、国立劇場おきなわ研修講師ほかを歴任。能の復曲・新演出・新作にも数多く携わる。朝日新聞歌舞伎劇評担当。著作『すぐわかる能の見どころ~物語と鑑賞139曲』(東京美術)、『村上湛演劇評論集~平成の能・狂言』(雄山閣)。