「平家物語」を読む

  • 日下 力(早稲田大学名誉教授)
講師詳細

『平家物語』中のよく知られた章段をピックアップし、3年間、72回にわたって講読いたします。この物語は、激動する歴史のなかで生死を迫られた人々の多様な姿を、クリアーに、かつシンボリックに語ります。戦乱の現実は非情そのもの、意に染まぬことを人に強います。そうした現実と人との葛藤をストレートに語っている物語は、西欧の叙事詩をはじめ、戦いを題材とする前近代の世界文学のなかには見出しがたく、特筆すべきことです。『イリアス』や『ロランの歌』など、海外の諸作品との比較も時に織り交ぜながら、読み進めたいと考えています。(講師・記)  

※2017年4月から読み始めました。

<テキスト>
岩波文庫『平家物語(一)~(四)』梶原正昭・山下宏明校注。その他、お手持ちのテキストがあれば、それで結構です。

各回のテーマ  ※進度により変更になる可能性があります。
 「平家物語」を読む
  ① 巻十一 「内侍所都入り」「一門大路渡し」
  ②  同  「文之沙汰」「副将被斬」
  ③  同  「腰越」
  ④  同  「大臣殿被斬」
  ⑤  同  「重衡被斬」
  ⑥ 巻十二 「土佐坊被斬」「判官都落ち」



 

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お申し込み
日程
2019/10/9, 10/23, 11/13, 11/27, 12/11, 12/25
曜日・時間
第2・4 水曜 13:30~15:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 19,800円 
持ち物など
<テキスト>
岩波文庫『平家物語(一)~(四)』梶原正昭・山下宏明校注。その他、お手持ちのテキストがあれば、それで結構です。各自でご用意ください。
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

日下 力(クサカ ツトム)
1945年生まれ。早稲田大学文学部卒。同文学学術院教授を経て名誉教授。博士(文学)。主著:『平治物語の成立と展開』(吸古書院)、『平家物語の誕生』(岩波書店)、『平家物語転読』(笠間書院)、『いくさ物語の世界』(岩波新書)、『中世尼僧 愛の果てに』(角川選書)、『「平家物語」という世界文学』(笠間書院)。