中国古代の南海貿易、シルクロード貿易、そして仏僧 ザ・シルクロード
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  • 柿沼 陽平(早稲田大学文学学術院教授)
講師詳細

 漢代から魏晋南北朝時代には、ご存じのとおり、仏教が中国に伝来してまいりました。中国からインドに学びにゆく仏僧もおりました。では、かれら仏僧はいかにしてインドと中国のあいだを往来したのでしょうか?水や食料を確保しながら、しかも盗賊や遊牧騎馬民族から身を守りながらの旅は、実際には困難なものであったはずです。
 そこでよく史料をみてみると、実は、仏僧は商人らのキャラバンや、商船と一緒に移動していることが分かりました。商人は仏教の加護を求め、仏僧は商人らの食料・水・移動手段・護衛手段を頼りにしていたわけです。今回はこのウィンウィンの関係について、お話しします。(講師・記)

・「ザ・シルクロード」講座の第4回目のみお申込みいただけます。

お申し込み
日程
2022/3/2
曜日・時間
水曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,410円 一般 4,510円
設備費(税込)
165円
持ち物など
〈テキスト〉当日、プリントを配布します。
〈参考書〉『シルクロードの世界』(NHK出版)
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

柿沼 陽平(カキヌマ ヨウヘイ)
1980年、東京都生まれ。 早稲田大学卒業。 University of Birminghamに留学。早稲田大学大学院文学研究科に進学し、2009年に博士(文学)学位取得。中国古代史・経済史・貨幣史に関する論文を多数発表。2006年3月に小野梓記念学術賞、2016年3月に櫻井徳太郎賞大賞、2017年3月に冲永荘一学術文化奨励賞を受賞。著書に『中国古代貨幣経済史研究』、『中国古代の貨幣 お金をめぐる人びとと暮らし』等。日本学術振興会特別研究員DC1、PD、中国社会科学院歴史研究所訪問学者、早稲田大学文学学術院助教、日本秦漢史学会理事、帝京大学文学部専任講師、同准教授等を歴任。現在は早稲田大学文学学術院教授、長江流域文化研究所所長、中国出土資料学会理事、中国中古史青年学者聯誼会理事、三国志学会評議員、日本ASEAN産業経済交流協会理事。