クロノス・クァルテットの奏でる新しい音楽 オンライン講座
  • 教室・オンライン同時開催

  • ©Jay Blacksberg
  • 白石美雪氏 松山晋也氏 大西譲氏
  • 小澤貴広氏
  • 白石 美雪(武蔵野美術大学教授・音楽評論家)
  • 松山 晋也(音楽評論家)
  • 大西 穣(音楽評論家)
  • 小澤 貴広(コンサート・プロデューサー・オザワ・アート・プランニング合同会社 代表)
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講師詳細

 21 世紀に入り既に 20 年、音楽においても多様化は進み、国や世代、古典や現代様式など、
一つのカテゴリーには収まらないあらゆるタイプの音楽が生み出されています。ジャンルや様式にとらわれず、新しい音楽の演奏に励むアメリカの弦楽四重奏団、クロノス・クァルテット。結成50周年を前に、その画期的な活動と音楽についてご紹介します。講師は10月は武蔵野美術大学教授・音楽評論家の白石美雪さん、11月は音楽評論家の松山晋也さん、12月は音楽評論家の大西穣さん。聞き手はコンサートプロデューサーの小澤貴広さんです。

第1回(10月16日)クラシック音楽界におけるクロノス・クァルテットについて
講師:白石美雪(武蔵野美術大学教授・音楽評論家)
聞き手:コンサートプロデューサー小澤貴広氏
1973 年に結成され、サンフランシスコを中心に世界中で活躍しているクロノス・クァルテ
ット。弦楽四重奏というクラシック音楽の基本ともいうべき編成で、既に多くの弦楽四重奏
団が活動しているなかで、どのように彼らが他の団体とは異なった方法で 50 年の長きにわ
たり活動を続けてきたのか。また彼らがクラシック音楽界に衝撃を与えたこととは!?

第2回(11月20日) クロノス・クァルテットのクロスオーヴァーな活動について
講師:松山晋也(音楽評論家)
聞き手:コンサートプロデューサー小澤貴広氏
クロノス・クァルテットはクラシックの編成でありながら、結成当初から現代音楽はもとよ
りロックやジャズ、さらにはインド、中東、アフリカ等の音楽まで範囲を広げ、現地の作曲
家や演奏家と共演するなど、クラシックの枠を超えてワールド・ワイドな活動を行ってい
る。この回では具体的なクロスオーヴァーの例を挙げ、彼らの活動の幅広さを体感する。

第3回(12月4日)クロノス・クァルテットが世界に与えた影響について
講師:大西穣(音楽評論家)
聞き手:コンサートプロデューサー小澤貴広氏
ジャンルを超えて世界中の音楽とアクセスしているクロノス・クァルテット。現在、彼らは
次世代の弦楽奏者のために 50 人の世界中の作曲家に新作を委嘱、その楽譜や音源、演奏法
など全てを無料で提供する「Fifty for the Future」というプロジェクトに取り組んでい
る。このような彼らの活動は次世代のアーティストに多大な影響を与えている。結成 50 年
を迎える 2022-23 シーズン、彼らの 19 年ぶりとなる来日公演を前に、これら影響を受けた
アーティストたちの音楽や活動について紹介したい。


〈ご案内事項〉
・本講座は教室でも、オンラインセミナーアプリ「Zoom」ウェビナーを使ったオンラインでも、受講できるハイブリッド講座です(講師は教室)。パソコンやタブレット、スマートフォンで配信を見ることができます。
・本講座はメール登録のある受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。期間内は受講者は何度でもご視聴いただけます。
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日程
2021/10/16, 11/20, 12/4
曜日・時間
土曜 13:00~14:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 7,689円 一般 10,989円
設備費(税込)
495円
持ち物など
全3回。各回での申込も可。
①10/16:https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/2f94bd67-a352-105b-4339-60dd4b1a4c34
②11/20:https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/ce605162-4c00-d451-0fc2-60dd4b097b7a
③12/4:https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/c316e789-4123-d0e1-7b07-60dd4b9a13bd
★注意:1回目(10月)と2回目(11月)は13:00~ですが、
3回目(12月)のみ、16:00~です。

その他
・この講座の受講料には音楽使用料が含まれています。
★注意:1回目(10月)と2回目(11月)は13:00~14:00ですが、
3回目(12月)のみ、16:00~17:00です。

講師詳細

白石 美雪(シライシ ミユキ)
音楽学、音楽評論。専門は20世紀前衛音楽史および近現代の日本の作曲家研究。ジョン・ケージを出発点に20世紀の音楽を幅広く研究するとともに、批評活動を通じて、現代の創作や日本の音楽状況について考察してきた。近年は明治期から昭和期に至る日本の音楽評論の成立を研究している。朝日新聞で音楽会評を、『レコード芸術』誌で月評を執筆。横浜市文化財団主催「ジャスト・コンポーズト」シリーズの選定委員。武蔵野美術大学教授。単著に『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』(武蔵野美術大学出版局、第20回吉田秀和賞受賞)、『すべての音に祝福を』(アルテスパブリッシング)、編著書に『音楽論』(武蔵野美術大学出版局)。
松山 晋也(マツヤマ シンヤ)
音楽評論家。著書「ピエール・バルーとサラヴァの時代」、「めかくしプレイ:Blind Jukebox」、編・共著「カン大全~永遠の未来派」、「プログレのパースペクティヴ」等。その他、音楽関係のガイドブックやムック類多数。2020年にはサンフランシスコでクロノス・クァルテットとテリー・ライリーにインタヴュー。

大西 穣(オオニシ ジョウ)
国際基督教大学で哲学、バークリー音楽大学で作曲を専攻。『ユリイカ』『BRUTUS』『Intoxicate』『ONTOMO Web』『エクリヲ』などで執筆。訳書に『ナディア・ブーランジェ』(彩流社)、ジョン・ケージの講義録『作曲家の告白』(アルテスパブリッシング)、共著に『50年後のアルバート・アイラー』(カンパニー社)。『エクリヲweb』では同時代の海外音楽家インタビューシリーズを継続中。
小澤 貴広(オザワ タカヒロ)
東京生まれ。日本大学芸術学部、東京学芸大学大学院にて音楽学を専攻。
在学中からNHK-FMのアシスタント・ディレクターを務め、音楽の現場仕事に興味を持つ。
大学院終了後、株式会社神原音楽事務所に入社。その後、株式会社アスペン設立に参加し、演奏家のマネージメント業務や、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団など一流オーケストラの日本ツアーや、数多くの海外アーティストの公演制作・運営に携わる。併せて公立文化施設に向けて公演企画提案、企業への協賛営業を精力的に行ない、数多くの公演やツアーを開催、成功に導く。
2006年 指定管理者制度の発足後、民間企業による公立文化施設運営に「事業企画責任者」として携わり、芸術文化の力による地域活性化を図る活動を全国で展開した。
2012年からは日本コロムビア株式会社にて「コンサート・クリエイティヴ事業」を立ち上げ、プロデューサーに就任。ジャンルを超え、従来の枠にとらわれない自由な発想による公演企画を国内外で制作する。
2015年秋、さらに活動領域を広げるため「オザワ・アート・プランニング合同会社」を設立。コンサート・プロデューサーとして国内外の優れたアーティストと協働し、新しい音楽文化の創造と、地域文化の発展のために尽力している。