明治維新史研究の現在
- 教室・オンライン同時開催
- 勝田 政治(国士舘大学教授)
近年の日本史研究の進展(深化)はめざましく、これまでの通説に次々と疑問が投げかけられ、書き直されつつあります。明治維新史研究においても例外ではありません。そこで最近の学説を紹介し、それに対する私見を提示することによって、明治維新史研究の現在に迫ります。そして、改めて明治維新の意味を探ります。
具体的には、次の3項目についての学説を検討します。①倒幕運動をめぐる学説(武力倒幕の意図はあったのか否か)。②王政復古の意義をめぐる学説(王政復古は何をめざしていたのか。天皇親政か公議政治か)。③明治維新=立憲革命論をめぐる学説(明治維新の最大の意義は立憲革命であったのか)。(講師・記)
<各回のテーマ>
第1回 倒幕運動をめぐる論点
倒幕運動をめぐる諸説 武力倒幕か否か 平和的倒幕から武力倒幕へ 討幕の密勅 大政奉還の影響 武力倒幕からクーデター方式へ
第2回 王政復古をめぐる論点
王政復古の意義をめぐる諸説 天皇親政論 天皇親政・公議政治論 公議政治論 倒幕運動と天皇親政 王政復古と天皇親政 天皇親政の表明
第3回 明治維新=立憲革命論をめぐる論点
公議重視からの立憲革命論 太政官制と公議 天皇親政と公議 公議の低下 幕末維新期の最大の課題とは
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- 日程
- 2023/1/27, 2/24, 3/24
- 曜日・時間
- 第4週 金曜 15:30~17:00
- 回数
- 3回
- 受講料(税込)
- 会員 9,900円 一般 13,200円
- 設備費(税込)
- 495円
- その他
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講師詳細
- 勝田 政治(カツタ マサハル)
- 国士舘大学文学部教授。専攻は日本近代史(とくに明治維新史)。1952年に新潟県新津市(現新潟市)に生まれる。県立新潟高校卒業後、早稲田大学・大学院で日本近代史を学び、2003年に博士(文学・早稲田大学)の学位を取得する。主要著書に『内務省と明治国家形成』(吉川弘文館)、『廃藩置県』(講談社)、『〈政事家〉大久保利通』(講談社)、『大久保利通と東アジア』(吉川弘文館)、『明治国家と万国対峙』(KADOKAWA)などがある。