則天武后 シリーズ女王・女帝

  • 加藤 徹(明治大学教授)
講師詳細

 紀元前221年の秦の始皇帝から、1912年に退位した清(しん)の宣統帝溥儀(ふぎ)まで、中国史では422人の皇帝がいます。そのうち女帝はただ一人。則天武后こと武則天(624年-705年、皇帝在位690年-705年)だけです。数え14歳で唐王朝の第二代皇帝太宗の側室となった彼女は、その後、太宗の息子である第三代皇帝高宗の皇后となり、義宗(死後追尊)・中宗・睿宗の三人の皇帝を生みました。男まさりの彼女は、夫や息子をおしのけて政権を掌握。67歳でみずから皇帝となり、新しい王朝を創始。82歳で病没後、遺詔で帝号を返上したため、日本では則天武后と呼ばれます。中国史上唯一の女帝は、なぜ誕生したのか。日本やヨーロッパの女帝と、どこが違うのか。彼女の波乱の生涯と時代背景を、映像資料も使いつつ、中国史の予備知識のないかたにもわかりやすく解説します。

この講座は終了しました
日程
2019/9/21
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,240円 一般 3,888円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

加藤 徹(カトウ トオル)
1963年生まれ。東京大学文学部、同大学大学院で中国文学を専攻。広島大学総合科学部助教授を経て、現在、明治大学法学部教授。著書:『京劇』(中公叢 書・サントリー学芸賞)、『漢文力』(中公文庫)、『西太后』(中公新書)、『漢文の素養』(光文社新書)、『貝と羊の中国人』(新潮新書)、『怪力乱神』(中央公論新社)、『梅蘭芳 世界を虜にした男』(ビジネス社)、『中国人の腹のうち』(廣済堂出版)、『東洋脳×西洋脳』(共著・中央公論新社)などがある。