法華寺の美術

  • 小林 裕子(京都橘大学教授)
講師詳細

奈良法華寺は、光明皇后が父藤原不比等邸を相続して皇后宮としたものをさらに寺院にあらためた古刹です。奈良時代には総国分寺である東大寺と並んで総国分尼寺とされ、法華滅罪之寺と称されました。四季とりどりの花が咲き、常に美しく整えられた伽藍は、訪れる人々を清浄なる心持ちにさせてくれます。
本講座では、特徴的な光背をもつ十一面観音像、近年国宝に指定された維摩居士像といった仏像、阿弥陀三尊像及び童子像といった仏画とともに、発掘調査結果をうけた寺史の確認など、いろいろな方向から法華寺をやさしく、じっくり概観したいと思います。(講師・記)

お申し込み

注意事項

・休講5/29→補講12/18

日程
2020/12/18
曜日・時間
金曜 13:30~16:45
回数
1回
受講料(税込)
会員 6,600円 一般 8,800円
その他
途中休憩(15分)あります。
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

小林 裕子(コバヤシ ユウコ)
早稲田大学大学院美術史専攻博士課程修了。博士(文学)。専門は日本古代仏教美術史。現在、京都橘大学文学部歴史遺産学科教授、早稲田大学奈良美術研究所招聘研究員。著書は『興福寺創建期の研究』(中央公論美術出版)、主要論文は「八世紀制作の立像光背に関する一考察―聖林寺十一面観音立像の光背残欠を中心に」(『佛教藝術』288)。