邪馬台国への国々をたどる 投馬国吉備説を考える
  • 教室・オンライン同時開催

  • 木下 正史(東京学芸大学名誉教授)
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 『魏志倭人伝』によると、投馬国には五万余戸があり、奴国の二万余戸を凌ぐ大国でした。邪馬台国連合の中でことさら重要な国であったようです。「倭人伝」には、投馬国は伊都国(または不弥国)から南へ水行二十日の所にあったとあります。邪馬台国九州説では、三瀦郡や下妻・上妻郡に求める説、日向国の妻説などがあります。邪馬台国近畿説では吉備や出雲に求める説が有力です。
 講座では九州説にも触れながら、投馬国吉備説を検討します。
 吉備は弥生後期から終末期にかけて、墳丘墓や葬送儀礼など個性豊かな文化を生み出し、発展させました。その影響は播磨、讃岐、阿波、そして大和にまで及んでいます。近畿中枢部からさほど遅れることなく前方後円墳の築造が始まり、しかも大きな古墳が築かれています。今回は投馬国吉備説の可能性を探ります。 (講師・記)

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日程
2023/6/24
曜日・時間
土曜 10:30~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 6,600円 一般 8,800円
教材費(税込)
教材費 220円
設備費(税込)
165円
持ち物など
当日、資料を配布いたします。
その他
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・途中休憩があります(12時-13時)。

講師詳細

木下 正史(キノシタ マサシ)
1941年東京都生まれ。東京教育大学卒業。同大学院修士課程修了。日本考古学専攻。奈良国立文化財研究所、東京学芸大学教授を経て、現在、同大学名誉教授。主な著書に『古代日本を発掘する―飛鳥藤原の都―』『飛鳥・藤原の都を掘る』『藤原京』など。