「地球科学」入門 15のテーマでわかる地球の不思議
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  • 藤岡換太郎さん
  • 藤岡 換太郎(静岡大学防災総合センター客員教授)
講師詳細

 今世紀になって地震、火山活動、台風、温暖化など地球科学に関する災害が頻発してい
ます。これらの災害の原因が何かということを理解するのはなかなかむずかしいことで
す。いきなり高度な地球科学の話をされてもほとんど分からなくて面白くないという人のために最小限必要な地球科学の事柄を理解するための講座を考えてみました。自然界に頻繁に起こっている地球科学現象を理解するには少し時間がかかっても基礎的なことを一通りマスターすれば大抵のことはわかるようになると思います。全15回で地球科学の原理をじっくり解説します。(講師・記)※2022年4月開講。

<今期のテーマ> ※回数は初回からの通し番号です
<地球科学の原理>
4. 地球科学の原理の歴史
5. 大陸移動とプレートテクトニクス、プルーム(板と煙の理論)
6. 災害科学、天変地異の原理


各回のテーマ
<地球システムと太陽系>2022年4月期(終了)
1. 太陽系グランドツアーと宇宙カレンダー、地球の誕生
地球が存在する太陽系の成り立ちと太陽系に存在する様々な星について概観します。また宇宙の中で特異な星、地球がどのようにして生まれのか、その誕生のシナリオを紹介します。まさに偶然の組み合わせだったのでしょうか。

2. 地球ってなんだろう
地球は一体どのような星なのでしょうか。その大きさや構造、物質、化学組成(成分)、物理的な性質などについて紹介します。1回目で話した太陽系のほかの星や宇宙空間に存在する星などとどこが違うのか理解します。

3. 地球システム 陸・海・空
地球は中心からそれをとりまく圏(スフェア)でできていてそれらの圏での物質やエネルギーのやり取りをしています。地球は一つのシステムであるということを理解します。実際には地球は閉じた系ではないのですが閉じた系として話します。

<地球科学の原理>2022年7月期
4. 地球科学の原理の歴史
17世紀に地球科学が誕生しそれ以来様々な理論が点かいされてきました。聖書から切り離された学問としての地球科学は19世紀以降に展開しますが、現在までに出てきて葉無くなってきた理論について紹介します。

5. 大陸移動とプレートテクトニクス、プルーム(板と煙の理論)
20世紀になって地震学や地球化学、地球物理学の発達に伴って新しい地球観が生まれてきました。1960年代後半から生まれてきた「プレートテクトニクス」についてその詳細を見ていきたいと思います。20世紀末に提唱されてきた「プルームテクトニクス」についても見ていきます。

6. 災害科学、天変地異の原理
災害はなぜ起こるのか、自然災害である天災の起こる原因は地球科学で解明できます。災害が発生するのは自然以外に人間に関係する事柄です。災害が起こる理由は地震や火山、気候変動など地球科学に関係があることを紹介します。

<地球の歴史>2022年10月期
7. 地球史・環境変遷史
地球は46億歳ですがそれがたどってきた歴史を振り返ってみたいと思います。地球は固体地球科学だけで進化しているのでは無くて「生命と地球の共進化」という発想が大事なのです。また環境の変化も大きかったのですがそれらも併せて紹介します。

8. 生物の絶滅 ビッグファイブ
生命はその誕生から現在までに数回の大きな絶滅に瀕しています。その中でビッグファイブと呼ばれる大きな絶滅について見て行きます。6600万年前の絶滅についてはほゞその原因が隕石の衝突によると考えられていますがその詳細を紹介します。

9. 海面変動と気候変動
地球の歴史の中で現在の海面より海面が高い時期や低い時期があったことがわかっています。それは気候変動や造山運動などに起因しますが、その原因について紹介します。最終氷期の前後では現在も含めて大きな変動期であることを紹介します。

<地震・火山・岩石>2023年1月期
10.地震活動
日本は地震が多い国ですが、地震とは何か、なぜ起こるのかについて紹介します。特に日本で多い海溝型地震の起こる原因について紹介します。それはプレートテクトニクスやプルームテクトニクスの理論を発達させたものであったのです。

11.火山活動
地震と同じくらい大きな災害を引き起こす火山活動は日本にはたくさん起こっています。火山活動やそれによってもたらされた物質(火山岩)について様々な形態や原因について紹介します。

12.岩石 三つの石(緑、黒、白)、岩石の区分としての火成岩、堆積岩、変成岩
地球は岩石の星とも言えますが、岩石はどのように分類されているのかそれぞれの成因について紹介します。緑色の石から始まって黒い石、そして白い石へと変化してきたことを紹介します。

<日本列島>2023年4月期
13.地表の構造と物質循環 山、川、海(日本の庭園)
地球の表層では岩石と大気、海洋とが接していますが、それらの間でどのように物質が循環しているのかを海洋底も含めて紹介していきます。まさに「蒼桑の変」であることを紹介します。

14.ジオパークと地方地質 北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州
ジオパークが2007年に設定されてからはもう15年になります。現在日本には46のジオパークがありますがそれらを紹介します。ジオパークにはその地域に根差した地球科学的名特色があることを紹介します。

15.日本列島の歴史 フォッサマグナを中心に
日本列島の歴史は研究者によって様々な見解があります。明治の初めに日本に来てから10年ほどの間に日本列島の調査を行ったナウマンは初めて日本の歴史を発表しました。以来様々な研究者によって様々な見解が発表されてきましたが2つの主な見解について紹介します。

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日程
2022/7/9, 8/6, 9/10
曜日・時間
第2週 土曜 13:30~15:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 13,200円
設備費(税込)
495円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

藤岡 換太郎(フジオカ カンタロウ)
1946年京都市生まれ。 東京大学理学系大学院修士課程修了。理学博士(東京大学)。専門は地球科学。東京大学海洋研究所助手、海洋科学技術センター深海研究部研究主幹、グローバル・オーシャン・ディベロップメント観測研究部部長、海洋研究開発機構(JAMSTEC)特任上席研究員などを歴任。機構退職後、神奈川大学・放送大学の非常勤講師を経て静岡大学防災総合センター客員教授。潜水調査船「しんかい6500」に51回乗船。三大洋人類初潜航を達成。海底地形名委員会での功績から2012年海上保安庁長官表彰を受ける。著書に『深海底の科学』(NHKブックス)『海はどうしてできたのか』『山はどうしてできるのか』『川はどうしてできるのか』『フォッサマグナ』『三つの石で地球がわかる』『見えない絶景 深海底巨大地形』(いずれも講談社ブルーバックス)『海がわかる57の話』(誠文堂新光社)『相模湾 深海の八景―知られざる世界を探る』『日本海の拡大と伊豆弧の衝突(共著)』(いずれも有隣堂)『深海底の地球科学』(朝倉書店)など多数。近著は『天変地異の地球学 巨大地震、異常気象から大量絶滅まで』 (講談社ブルーバックス)。