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- トライアル可
ホメロスの叙事詩「イリアス」第24歌
ギリシア語の音とリズム
- 教室開催
- 川島 重成(国際基督教大学名誉教授 )
『イリアス』は、紀元前8世紀にホメロスによって完成されたとされる、トロイア戦争をめぐる「武士の勲」、英雄たちの生と死の諸相を謳い上げた、絢爛たる英雄叙事詩です。これは本来、ヘクサメトロスという韻律に乗せて語られ、あるいは歌われ、また聴いて楽しまれた口誦叙事詩です。今回も、前回に引き続き、古典ギリシア語にこれまであまり触れたことのない方を対象に、ギリシア語文法の基礎や、古典ギリシア語はどのような言葉なのかを解説し、さらに内容や美しい韻律も味わいながら、『イリアス』第24歌を、少しずつ、声に出して読んでみたいと思います。
この講座では、原典を原語で読みます。文法的説明、訳、解釈などは、講師が行います。受講者が訳読することはありませんが、希望する人には音読に参加していただきます。
いつからでもお入りいただけますが、古典ギリシア語の基礎知識が必要です。トライアル受講をおすすめします。2018年10月開講。
この講座は終了しました
- 日程
- 2021/10/8, 10/22, 11/12, 11/26, 12/10, 1/14, 1/28, 2/25, 3/11, 3/25, 4/1
- 曜日・時間
- 第2週・第4週 金曜 10:00~12:00
- 回数
- 11回
- 受講料(税込)
- 会員 36,300円
- 設備費(税込)
- 1,815円
- 持ち物など
- テキスト:事務所カウンターで、プリント教材を販売しています。150円。
※恐れ入りますが、現金払いのみで承ります。
- その他
- ・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
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講師詳細
- 川島 重成(カワシマ シゲナリ)
- 1938年京都生まれ。国際基督教大学卒業。東京大学大学院修了。元国際基督教大学教授。著書に『「イーリアス」ギリシア英雄叙事詩の世界』『イエスの七つの譬え-開かれた地平』『アポロンの光と闇のもとに-ギリシア悲劇「オイディプス王」解釈』『ギリシア悲劇―神々と人間、愛と死』『ギリシア紀行』など。訳書にエウリピデス『ヒッポリュトス』などがある。