野崎歓のフランス文学案内

  • ©今村拓馬
  • 野崎 歓(放送大学教授)
講師詳細

 ミシェル・ウエルベックの小説『服従』(2015年、河出文庫)は、近未来のフランスにイスラム政権が誕生するという設定によって、大きな話題を巻き起こした。講義ではフランス文学の現在を概観したうえで、この作品の核心にあるものは何かを解説し、スキャンダラスな作家ウエルベックの切り拓いた新たな小説の可能性を考える。そこには、現代社会の抱える様々な問題に文学がどのように立ち向かうかの、先鋭的な例が見出されるだろう。(講師記)

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注意事項

講座パンフレットの日程に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
誤:1/1(水)15:30-17:00→正:1/24(金)13:00-14:30

日程
2020/2/28
曜日・時間
金曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,960円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

野崎 歓(ノザキ カン)
1959年、新潟県生まれ。東京大学文学部卒。東京大学文学部教授を経て現在、放送大学教養学部教授。専門はフランス文学・映画論。著書に『ジャン・ルノワール 越境する映画』(サントリー学芸賞)、『フランス小説の扉』、『フランス文学と愛』、『赤ちゃん教育』(講談社エッセイ賞)、『異邦の香り―ネルヴァル「東方紀行」論』(読売文学賞)、訳書にトゥーサン『浴室』、ウエルベック『素粒子』、ボリス・ヴィアン『うたかたの日々』、バルザック『幻滅』(共訳)、アベ・プレヴォ『マノン・レスコー』など多数。