言語はいかに在るのか

  • 野間 秀樹(言語学者)
講師詳細

世界の半分はことばでできている――私たちはかつてない,ことばの奔流の時代に生きています。手のひらの携帯デバイスには刻々とことばが送られてきます。ことばの量と速度に対応しようとするあまり、しばしば考えることを忘れる。ことばに歓び、苦しみ、ことばに命を落とすことさえあります。現代は人類史上、言語の最も危機的な段階にあります。今こそことばを根源から照らし返すことが必要です。『言語存在論』(東京大学出版会)が展開する〈言語はいかに在るのか〉という問いを共にしてみましょう。私たちが日々用いている日本語も深いところから見つめることになり、英語や韓国語=朝鮮語や中国語など、様々な言語への構えも見えてきます。
第1回 7月18日 言語の存在様式と表現様式--いかに在るかといかに表すか
第2回 8月22日 発話と文をめぐって--言語場から問い直す
第3回 9月19日 ことばにすることとしないこと--ことばと意味をめぐって

この講座は終了しました
日程
2019/7/18, 8/22, 9/19
曜日・時間
第3週 木曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,720円 一般 11,664円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
7/18は11階・23号室、8/22は10階・1号室、9/19は11階・23号室の予定です。

講師詳細

野間 秀樹(ノマ ヒデキ)
専門は言語学、とりわけ朝鮮言語学、日韓対照言語学、韓国語教育。東京外国語大学大学院教授 、 明治学院大学・国際教養大学客員教授、ソウル大学校韓国文化研究所特別研究員などを歴任。2005年 NHKテレビハングル講座監修、2005年大韓民国文化褒章受章。2012年韓国のハングル学会より周時経(チュ・シギョン)学術賞受賞。著書に『韓国語をいかに学ぶか』(平凡社新書)、『ハングルの誕生』(平凡社新書。第22回アジア・太平洋賞大賞受賞。同書の韓国語版は『朝鮮日報』『東亜日報』教保文庫それぞれの〈2011今年の本〉に選定)、『韓国語 語彙と文法の相関構造』(ソウル、太学社、大韓民国学術院優秀学術図書)、『韓国・朝鮮の知を読む』(クオン。2014年パピルス賞)、『言語存在論』(東京大学出版会。2018年)など。